卒業式に参加して

３月３日に行われた第47回卒業証書授与式 >>に参加した在校生の感想を、２学年だよりNo.10（3/8発行）より紹介します。

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＜Aさん・２年女子＞

 

卒業式はとても感動した。ピンと張り詰めた空気の中、先輩一人一人の名前が呼ばれていく。私は背筋を伸ばし、校長先生から渡される卒業証書を見つめていた。部活動の先輩の名前が呼ばれた。卒業証書を受け取り、階段を下りる前に一礼をした。その瞬間に「先輩が卒業してしまう」と初めて実感できた。それと共に、先輩との想い出が蘇ってきた。

 

入学当初、慣れない私に優しく色々と教えてくれたこと、皆で協力し合ったこと、そして他愛もない会話など。想い出は普段は忘れているようで、こういう時に一気に鮮明に蘇ってくる。私はそれら全てが懐かしくなると同時に、ただただ悲しくなってきた。そして、ずっと先輩たちに守られてきた事に気づいた。

 

帰り道、スクールバスで長い感謝のメールを送った。返信は特に来なかった。しかし、翌日部室に行くと置き手紙があった。そこには、後輩の私に対する感謝と応援の言葉が書いてあった。手紙を読んだ私は「ますます頑張ろう！」という気持ちになった。

 

 

＜Bさん・２年女子＞

 

今年の先輩方は、本当に輝いていました。自信に満ちあふれ、胸を張って卒業するというのは、まさにこういう事だと痛感しました。

 

ひたすら自分の夢や目標に向かって頑張っている先輩方を見て、私は生活してきました。朝早くから夜遅くまで勉強していた先輩方や、部活動に一生懸命打ち込む先輩方、時には涙している先輩もいました。達成したい！かなえたい！という強い思いが、その姿からひしひしと伝わってきました。

 

「先輩の背中をみて成長する」という伝統を、私たち二年生は今日受け継ぎました。これからは、私たち二年生がお手本となって生活していかなければなりません。先輩方の様になれるかという不安は不思議とありません。むしろ、必死にあの背中を追っていこうという思いの方が強いです。まだまだ未熟で誰かの力を借りなければ成長していけませんが、常に感謝の気持ちを忘れず全力を尽くしていきたいと思います。

 

来年の自分の姿は想像も尽きませんが、先輩方のように胸を張り、たくさんの方々に感謝しながら卒業式を迎えたいと思っています。