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尚志高校からのお知らせ

胸が熱くなった座談会

 今回の受験座談会には、15人もの先輩方が参加してくれました。それぞれの先輩方が、大学や専門学校の受験についてのアドバイスをして下さいました。その中で、 「目標の○○になり福島の復興に貢献したい!」 という発言が複数あったことに深い感銘を受けました。

 

 若者たちが、テレビで「復興」と発言するのを度々目にしてきました。その時、特別な感情を抱くことはありませんでした。なぜなら、その若者たちを自分とは無関係の遠い存在と捉えていたからです。それだけに、身近な卒業生の言葉として出た瞬間に心を激しく揺さぶられたのです。

 

 卒業生とはもちろん、2年生とも「復興」について会話してきたことは特別ありません。"復興は心のどこかに置きながら、日々を懸命に生きればいい・・・"」と考えてきました。それだけに、目の前の卒業生から発言があった時に「学習努力の裏には、復興に関わりたい、という気持ちがあったのか」と余計にはっとさせられ、崇高な学習動機の存在に、ただただ感情が高ぶるのを感じずにはいられませんでした。卒業式当日に大きな感動に包まれた私が、卒業生たちを改めて心から誇りに思った瞬間でもありました。                   

 

  「生きること」、「幸せ」とは「誰かのために何かすること」です。人に評価され、感謝され、必要とされてこそ幸せを感じるものです。アインシュタインも「人は他人のために存在する。何よりもまず、その人の笑顔や喜びがそのまま自分の幸せである人たちのために。そして共感という絆で結ばれている無数の見知らぬ人たちのために」という言葉を残しています。「復興」を念頭に置いた学習意欲、即ち、明らかに他者の幸福実現を前提とした学習意欲は、今日、特に必要とされていると断言出来ます。

 

  具体的なアドバイスと眩いばかりの後ろ姿を示してくれた「受験座談会」。今回は「復興」を心に秘めて頑張ってきたという気高い"尚志魂"も同時に示してくれました。本当に深い感銘を受けた内容でした。

2学年だより No.11(3月19日発行)より

 

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2013.3.24 更新

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