奨学金予約生になるメリットは色々

　先日、独立法人日本学生支援機構 >>（元 日本育英会）の予約奨学生の説明会がありました。今日この奨学金を活用する家庭は、数年前と比較すると何倍にも増加しています。これは、従来の無利子奨学金（=評定平均値3.5以上者対象）に加え、有利子奨学金貸与制度が登場した事に要因があります。有利子奨学金は成績や親の所得による制限も緩和され、貸与金額も選択制になっています（月額3万･5万･8万･10万･12万）。

 

　さて、必要書類を提出し予約奨学生になった場合のメリットは次の通りです。

 

①実際の進学先は、現時点の志望校とは全然違っても差し支えない。

②上級学校在学中の部分的経済見通しは、家庭全体の経済見通しにもなる。

③上級学校進学とほぼ同時に貸与開始。（上級学校進学後の申請だと、まず奨学生枠が厳しくなっており、しかも貸与開始が夏秋にずれ込む。更に親元を離れた場合、書類の準備等も面倒）

④「将来、少しでも学費を返してほしい」という意識を持つ親が増えつつある事を考えると、「すねかじり」を軽減するのは時代に合致している。学生生活に真剣味も増す

⑤予約生になった事により、「絶対合格するぞ！」と学習意欲が増してくる。

６月から申込み開始です。家庭内で十分に話し合い、必要書類を準備して下さい。

「3学年だより（5月15日発行）」より