天下分け目の戦いに全力投球
「6月12日発行 3学年だより」より抜粋
作家の山本一力さんは「新聞配達に学んだ生き方」というエッセーのなかで次の様に述べています。
中学3年生だった時、高知から上京し新聞専売所に住み込みました。14歳の時です。振返ってみますと、あの4年間が生き方に大きな影を落としています。起床は午前4時、配達数は400部、配り終えるのに2時間はかかりました。配った先は渋谷区大山町と西原、屋町など坂の多い地区でした(中略)季節を問わず、雨降りは難儀でした。当時の雨具は、分いゴムの雨合羽にゴム長です(中略)辛かった氷雨の体験も含めて、あの4年間を懐かしくいます。14歳に戻れるなら、私は迷わずまた、配達生活に戻るでしょう。なぜなら... なごとも、目の前のことを片づけない限り、先には進めない。そんな人生のイロハを、私は新配達から学ぶことができたからです。400部を配り終わらなければ、学校にも行けない。とえ氷雨降りだろうが、雪が積もっていようが、自分が配らなければ、配達は自動的に片づないのです。
今、期末考査を約2週間後に控えています。これは3年生の全員にとり言葉で言い表せなほど重要な試験です。"天下分け目の戦い"ならぬ"評定分け目の戦い"です。また、避けは通れない試験です。
来春、全員が新たな"旅立ち"の時を迎える訳ですが、兎にも角にも、その時に備えての要なステップアップが、色んなテストと言い換える事が可能です。つまり、全てのテストにし課題意識を持ち、能動的に臨んでいかなければならないのです。山本一力さんのエッセーらも窺い知れる事ですが、先に進みたければ、まず、目先ことを頑張って乗り切るしかないのす。 高校時代14回ある定期考査の中で、最も大切な考査が徐々に近づいてきました。いざ勝負!です。
2013.6.16 更新
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