求人数は昨年以上だが...

　７月５日、３年生の就職希望者に求人票が公開されました。就職の希望者は具体的な将来への挑戦が始まりました。求人数は昨年よりも多く、景気が上向いてきたように感じます。

　しかし、求人数が多くても就職が決定するかどうかは別問題です。企業では戦力として期待できる生徒しか採用しません。該当者がいなければ、出てくるまで待つという姿勢です。実力、魅力のない生徒はいつまででも就職できないままです。企業は自社に利益を与えてくれる社員がほしいのです。就職希望者は自分を社会の基準に合わせる努力が必要です。

　社会に認められる高校生になり、自分を生かせる企業への就職ができるように願っています。就職した企業がそれぞれの生活の基盤になり、４０年以上勤務することになる生徒も多くいると思います。各自が就職した企業を通して社会貢献していくのだということを忘れずに就職希望を実現させて下さい。

（進路だより No.13）より