合格体験記<3>白鴎大学 法学部
この「合格体験記」は、合格するまでの道のりを今春の卒業生から寄稿してもらったものです。高校時代の集大成として進路決定をしていくわけですが、その進路決定は、努力し苦労して実現したからこそ意味があります。
先輩たちに共通するのは「意志の力」です。目標を持ち、その目標に向かって学習する。学習する環境はそれぞれ違っても、「合格したい」という明確な目標があれば、進路実現をすることができます。後輩たちへのメッセージも添えられていますので、是非参考にして下さい。
『道はひらける』
白鴎大学 法学部 法律学科(学業特待生合格)
岡部 翔太(郡山市立大槻中学校卒)
合格の秘訣
私が受験した大学は、全部で2校です。1つ目の大学は国公立、2つ目の大学は私立の大学でした。私は、高校2年の夏から国公立の大学を目指すという決意をしました。それは大学進学をする上で、少しでも経済的な面で親の負担を軽くしようという理由からでした。3年になり、具体的に大学を決めて、公募推薦で受験するという方向になったので、推薦をいただけるように、夏休みもほぼ毎日学校に来て勉強していました。その努力のおかげで、無事に推薦をいただくことができました。国公立推薦入試は11月半ば頃なので、そこまでに放課後、先生の熱心なご指導を受け、対策しました。試験内容は主に面接だったので、みっちり対策をしました。自分自身話すことに苦手意識があり、苦労し、悩みましたが、回数を重ねていくときちんと話せるようになり、試験本番も緊張せずに臨むことができました。それから1週間程度で合格発表でした。後期末考査前半戦が終了し、ネットで自分の受験番号がなく、結果は不合格でした。クラスの友達に「どうだった?」と聞かれ、明るく「ダメだったわ。」と言ったものの、内心は、これまで応援し、ご指導くださった先生方や親に申し訳なくて涙が止まりませんでした。あの晴れた一日は一生忘れないと思います。
その次の日、担任の先生によばれ、「どうする?」と聞かれたので、一も二もなく「白鴎大学で行きます!」と伝え、勉学に励みました。この大学は学業特待制度があり、国公立の授業料で学べるのを以前から知っていたので、挑戦しようと思いました。12月の受験では、一般合格をいただきました。しかし特待ではなかったので、親に無理を言ってもう一度受験させてもらいました。次の受験形式はセンター利用だったので、1月のセンター試験当日はやはり少し緊張しましたが、全力で取り組みました。帰って3教科を自己採点してみたら、英語のできが悪く、大丈夫かなと心配していましたが、やることはやったので、あとは神頼みだと思って合格発表を待ちました。そして、2月7日の合格発表。法学部、学業特待で合格。両親ともに喜んでくれ、正直ほっとしました。あきらめなければ、道はひらくんだなと実感しました。これから自分の将来の夢に向かって、支えてくれる人たちに感謝しながら日々精進していきます。
■後輩へのメッセージ
受験は、嫌でも面倒だと思っても必ずやってきます。自分は何がやりたいのか、将来どんな職業に就きたいのかということをたくさん悩んでください。そして、ある程度方向性が決まったら行動してみてください。ネットで調べるなり、先生に相談するなり、いろいろ方法はあります。そして一生懸命取り組んでください。一生懸命取り組んでいる人には必ず真剣に向き合ってくれる人たちがいます。家族、先生方、友人。実際に私もいろいろな人たちに助けてもらいました。アドバイスももらったし、喝をいれてもらったこともありました。そのおかげで最後まで諦めずに頑張りきることができ、第1志望の大学には合格できなかったものの、自分の納得できるかたちで受験を終えることができました。
どんなに苦しくても辛くても、失敗があっても、最終的に自分が納得できる結果になれば大丈夫なんだと思うし、その先も頑張れるはずです。「受験」という大きな壁を突破できるように頑張ってください。
【学校紹介】白鳳大学(所在地:栃木県小山市、学生数:約4,600人。)
授業は現場での体験を重視する"現場主義"で、教員志望の学生は教育現場で実際に子供たちを指導する「スクールサポート」を通じ、確かな教育スキルを身につけます。
2015.11.26 更新
2024.8. 1 | 第3回・第4回学校見学会 |
---|---|
2024.7.26 | 探究学習成果発表会決勝(3年特別進学コース) |
2024.7.26 | 7月29日〜8月4日の日程 |
2024.7.24 | 学校見学会(第1回・第2回) |
2024.7.20 | 7月22日〜7月28日の日程 |