合格体験記 <4> 昭和女子大学 自然科学部
この「合格体験記」は、合格するまでの道のりを今春の卒業生から寄稿してもらったものです。高校時代の集大成として進路決定をしていくわけですが、その進路決定は、努力し苦労して実現したからこそ意味があります。
先輩たちに共通するのは「意志の力」です。目標を持ち、その目標に向かって学習する。学習する環境はそれぞれ違っても、「合格したい」という明確な目標があれば、進路実現をすることができます。後輩たちへのメッセージも添えられていますので、是非参考にして下さい。
『指定校推薦での受験について』
昭和女子大学 自然科学部
武田 寿香(郡山市立安積中学校出身)
■合格の秘訣
私はこの度、指定校推薦で昭和女子大学自然科学部に合格することができました。昭和女子大学を志望した理由は、自分が将来、建築・インテリアに関わりのある仕事に携わることを目標にしていて、その為に、実社会の建築・インテリアの現場に出て学習できる昭和女子大学独自の環境の中で学びたいと思ったからです。また、世界の建築・インテリアについても学びたいと考えているので「世界で活躍できる女性の育成」を掲げている昭和女子大学は、私にとても合っていると感じました。
推薦候補生に選ばれる為に、定期テストと模試で大学に見合う成績を取ることはもちろん、昭和女子大学自然科学部の指定校推薦枠は1つしかなかったので、その他の活動にも力を入れました。私の場合は部活動と委員会です。部活動では演劇部に所属し、1年生から3年間ずっと活動してきました。そして、2年生では副部長として積極的に行動しました。委員会では放送委員会の副委員長を務め、学校行事の際には裏から行事を支えることができました。このような学習面以外での活動も推薦候補生に選ばれるための大切な要素であると思います。
私のテストや模試の勉強方法は実にシンプルでした。それは、「1回1回の授業に集中すること」と「ノートをテスト対策用に作り直すこと」です。教科書で太字や囲んであるところ、先生にマークを付けるように言われた所はなるべく授業で覚えるようにします。そして、家に帰ったら、授業を振り返りながらテスト対策用のノートを作ります。その時には教科書に小さく書いてあることや授業で触れなかった所も自分なりにノートにまとめたり、日本史や政治経済などは出来事が起こった順番がバラバラに書いてあったりもあるので、ちゃんと年号順に並べたりします。これだけで定期テストと模試の勉強をしっかりとすることが出来ました。また、テスト前にこのノートを確認すればポイントがまとまっていて分かりやすいので、テスト前の休み時間にも役立つのでおすすめです。
■後輩へのメッセージ
何事にも早め対策をしておくことが大切です。私はオープンキャンパスに参加したのも、自分の将来のことや進路を考えたのも遅く、とても後悔しました。まだやっていないことがあっても、やらなければいけないことは休む暇なくどんどんやってきます。進路関係のレポートやオープンキャンパス、受験の申し込みなど進路関係で多くのやることがありますし、今まで通り各教科の課題やテストもあるからです。指定校推薦での受験を希望している人は、今までの指定校のリストを確認して自分の行きたい学校の目星を早めにつけてほしいと思います。そして、進路指導室においてある「受験レポート」で先輩方の試験の内容や感想を見て対策を立ててほしいです。「受験レポート」には面接で質問された内容や試験に要した時間なども細かく書いてあるので、とても役立ちました。もし、わからないことがあっても進路指導室の先生方に相談すれば、丁寧に教えてくれます。将来、理想の自分に近づけるように皆さんにも頑張ってほしいです。
【学校紹介】昭和女子大学(所在地:東京都世田谷区、学生数:約5,400人。)
詩人である創立者が、トルストイの理想とする教育を求めて創った大学です。幅広い教養と豊かな人間性を備え、専門的な知識を社会に活かす女性を排出しています。
2016.6.17 更新
2024.8. 1 | 第3回・第4回学校見学会 |
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2024.7.26 | 探究学習成果発表会決勝(3年特別進学コース) |
2024.7.26 | 7月29日〜8月4日の日程 |
2024.7.24 | 学校見学会(第1回・第2回) |
2024.7.20 | 7月22日〜7月28日の日程 |