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合格体験記 <5> 東京理科大学 経営学部

 この「合格体験記」は、合格するまでの道のりを今春の卒業生から寄稿してもらったものです。高校時代の集大成として進路決定をしていくわけですが、その進路決定は、努力し苦労して実現したからこそ意味があります。

 先輩たちに共通するのは「意志の力」です。目標を持ち、その目標に向かって学習する。学習する環境はそれぞれ違っても、「合格したい」という明確な目標があれば、進路実現をすることができます。後輩たちへのメッセージも添えられていますので、是非参考にして下さい。


『高校三年生』


東京理科大学 経営学部 経営学科

大窪 泰輝
石川県 七尾東部中学校出身)

■合格の秘訣

 私はこのたび、東京理科大学経営学部経営学科に指定校推薦で合格することが出来ました。推薦で合格するためには、まず推薦候補生に選ばれなくてはいけません。そのためには、評定平均値と模擬試験の偏差値をその大学の基準まで到達させなければいけません。

 まず、評定平均値についてです。これは一年生から三年生の前期までの定期テストの平均なので、日頃の定期テストは力を入れて取り組んでいました。日々の授業よりも、テスト前にどれだけ詰めこめるかが勝負のポイントだと思います。その時に大切にしたのは、ただ覚えるのではなく、時代の流れや、理由を自分なりに理解しながら覚えていくことです。例えば、日本史などは人物や作品などがたくさん出てきます。その時にただ単語で覚えるのではなく、時代背景に沿って流れをつかみながら学習すると、とても覚えやすく、模擬試験の役にも立ちます。数学や理科は、解けない問題や難しい問題があったらまず、自分の中で葛藤してみてください。なぜこうなるのか、どう間違えたのか、その後に答えをみて理解する。この一連の作業が出来れば、定期テストは大丈夫だと思います。時には寝る間も惜しんで暗記したこともありました。良くないことだけど、それくらいの気持ちで取り組めば必ず結果は出ます。

 次に模擬試験についてです。いかに人よりも先に動き出すかがポイントだと思います。私は二年生の時に先輩に相談すると、まず進路指導部に行けばいいといわれたので、あまり乗り気ではなかったのですが入ってみました。雰囲気が堅くて、空気が張り詰めているイメージがある指導部ですが、先生に相談すると熱心に聞いてくれるし、これから自分のすべきことは何か、という筋道を立ててくれます。先生の話では日本史はやればあがるという話だったので、重点的にやりました。プリントをもらい、それを一日でやって、採点してもらうというのを繰り返しました。また、模試の前に過去問を解いて実戦的な力も養いました。それで日本史の偏差値はだいぶ上がりました。国語と英語は日々の積み重ねなので、授業をしっかり受けていれば何とかなると思います。結局、日本史が引き上げてくれて模試の偏差値は今までと比べものにならないくらい上がりました。

 定期テストは短期集中、寝不足注意。模擬試験の偏差値をあげたいなら、少し入りにくい進路指導部に勇気を持って入ってみることです。目標を見つけ、自分でチャンスをつかんでください。


■後輩へのメッセージ

 私が皆さんに伝えたいことは、大学合格がゴールではないということです。大学は、将来の夢や目標を達成するため通過点であって、あの有名大学に受かったとか、落ちて二流大学になったとか、そんなのは、たった三年間の努力が実っただけです。私は、第一志望は通りませんでした。第二志望の東京理科大の情報や特徴は無知に近く、オープンキャンパスにも参加していなかったので、正直、推薦候補生に選ばれたときは、第一志望をとれなかった悔しさや悲しみと、本当にここで大丈夫なのかという不安が入り混じって、なかなか切り換えられませんでした。しかし、目標はここではない。ということを自覚し、また自分の夢と理科大で学べることを擦り合わせていくと新たな道が見えてきて、ここで良かったなと思えるようになりました。まず将来の自分の姿を思い浮かべ、そうなるためには何が必要なのか、何を学ばなければいけないのか、という風に逆算していくことが大切だと思います。大学がどこであっても自分の意志が明確であれば、必ず道は開けていきます。どこに行きたいかではなく、何をやりたいとい言う観点で大学を選び、夢への大切な一歩を踏み出してください。


【学校紹介】東京理科大学(所在地:東京都葛飾区・新宿区、千葉県野田市、埼玉県久喜市、北海道山越郡、学生数:約16,500人。)
 幅広い視野を涵養する教養教育と、理工系総合大学として理学・薬学・工学分野の基礎教育および最先端の専門教育を行い、国際的視野を持った科学者・技術者および理数教育者を養成します。

2016.6.22 更新

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