合格体験記 <7> 國學院大學 経済学部
この「合格体験記」は、合格するまでの道のりを今春の卒業生から寄稿してもらったものです。高校時代の集大成として進路決定をしていくわけですが、その進路決定は、努力し苦労して実現したからこそ意味があります。
先輩たちに共通するのは「意志の力」です。目標を持ち、その目標に向かって学習する。学習する環境はそれぞれ違っても、「合格したい」という明確な目標があれば、進路実現をすることができます。後輩たちへのメッセージも添えられていますので、是非参考にして下さい。
『指定校推薦について』
國學院大學 経済学部 経済学科
野田 悠太(茨城県 那珂市立那珂第一中学校出身)
■合格の秘訣
私はこのたび、國學院大學経済学部経済学科に指定校推薦で合格することができました。将来は自らの力で問題解決をしていき、経済力のある大人になりたいと考えています。しかし現在の日本の経済状況は良くなく、生きていくのは大変なことです。そこで私は経済学での知識が必要になってくると思い、基礎から学ぶことができて、私がしたいと思うことができるこの大学への進学を決めました。
推薦候補生に選ばれるためには、評定平均値と模試の偏差値を自分の行きたい大学の基準まで、上げなくてはいけません。まずは評定平均値についてです。これは一年生から三年生の前期までの定期テストの評定の平均で、まずはこれを上げなくてはいけません。私はサッカー部に所属し、寮生活をしていました。ですから限られた時間の中で勉強をするというのは自分との戦いでもありました。私は少ない時間を大切に使うために、授業は集中して受け、その時間で覚えられるように努力しました。定期テストが近くなってくると、一週間ぐらい前から学習を始め、一夜漬けは絶対しないようにしました。一夜漬けだとすぐに忘れてしまうことが多く、肝心なテストのときにど忘れしてしまうことがあったので私はあまりおすすめしません。
次の模試についてです。私は模試の偏差値がとても大切だということに夏休み前に気付きました。正直これは遅すぎました。いくら評定平均値でいい値を出しても、模試の偏差値で希望の大学の基準を満たしていないと、その大学に入るのは難しくなるからです。ですから毎回の模試や実力テストを大切にし、全力で取り組んでほしいです。一度でもいい結果を出してしまえば、それがあなたの持ち点になるのです。そして本気で模試の成績を上げたい人は、日本史を重点的にやることをおすすめします。はっきりした範囲が出るのは日本史だけで、定期テストの内容が出ることもあります。私は日本史を学習することで、偏差値を上げることができました。後は比較的点数が取りやすいマーク模試に照準を合わせることも有効だと思います。
■後輩へのメッセージ
私は後輩の皆さんに伝えたいことは、模試の結果を大切にすることと先輩や担任の先生、進路指導部の先生とたくさん話をしてほしいということです。先ほどもいったように模試の偏差値が高いほど、行ける大学の幅が広がります。過去問を解くなどすることで、模試に慣れることも大切です。小さいことの積み重ねが偏差値アップにつながります。そしてたくさんの人と話をしてほしいということです。話をすることで、たくさんの情報を得ることができます。自分が今やるべきことを知ることができ、進路の幅も広がってきます。知らなかった大学や学部を知ることで、自分が新たにやりたいことが見つかるかもしれません。私は担任の先生に進路のことでたくさん相談しました。進路を実現できたのは先生のおかげだと思っています。担任の先生はあたなが本気であればあるほど、全力を尽くしてくれます。皆さんも第一志望に合格できるよう頑張ってください。
【学校紹介】國學院大學(所在地:東京都渋谷区・神奈川県横浜市、学生数:約10,400人。)
日本初の私立大学の一つで、明治15年にスタート。創立以来、「日本を学ぶ」ことにこだわってきた伝統ある大学。世界に誇れる日本の強みを理解し、日本でも、そして世界でも実力を発揮する人材を育てています。
2016.7. 3 更新
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