合格体験記 <26>会津大学 コンピュータ理工学部
この「合格体験記」は、合格するまでの道のりを今春の卒業生から寄稿してもらったものです。高校時代の集大成として進路決定をしていくわけですが、その進路決定は、努力し苦労して実現したからこそ意味があります。
先輩たちに共通するのは「意志の力」です。目標を持ち、その目標に向かって学習する。学習する環境はそれぞれ違っても、「合格したい」という明確な目標があれば、進路実現をすることができます。後輩たちへのメッセージも添えられていますので、是非参考にして下さい。
『自分にあった勉強法を』
会津大学 コンピュータ理工学部
内田 茜(郡山第六中)
■合格の秘訣
私が会津大学を目指し始めたのは3年生の夏でした。そのときまでは他の大学を目指していましたが、その大学は偏差値が低く「自分はなぜ特別進学コースに いるんだろう」「その大学に入って本当に将来が保証できるのか」などと考えていたら3年生になっていました。ある時友達から会津大学の存在を聞き、オープ ンキャンパスに参加することにしました。会津大学では就職率がほぼ100%ということもあり、また自分が好きなパソコンについて学べると言うことで、この ときに会津大学に絶対に受かってみせると心に決めました。
私は推薦で受けましたが、面接がない大学だったので勉強に専念することが出来ました。ここでは推薦で使った数学と英語についての勉強法を紹介したいと思います。
[数 学] 数学は私の得意科目だったため、満点を取るぐらいの勢いで頑張りました。私は苦手だった確率を重点的にやりました。また個別指導で宿題にされた部分 ではわからないところがあったら青チャートやネットを使い、納得するまで調べ上げました。数学が苦手な人は基礎固めのために教科書を完璧にすれば良いで しょう。
[英語] 英語はどこの大学でも必要となります。そのためまずは単語を覚えて下さい。イディオムにしても単語を覚えないと意味がないで す。また私はキクタンを使っていましたが、文章でともに単語を覚えるほうが良いという人もいます。自分に合う単語帳を探してください。イディオムや文法は ブレイクスルーや即ゼミを使って勉強しました。
大学によって試験の傾向は大きく変わります。どこの大学でも過去問は過去3~4年分出ていると思 います。それらを徹底的にやり込めば実力も付き自信もついてきます。しかし新課程になったこともあり、本番では過去問には載っていなかった十進法が出てき て焦ったのは良い思い出です。
■後輩へのメッセージ
尚志高校にいる生徒は県立で失敗してきた人がほとんどでしょう。もちろん私も例外ではありません。高校受験をしたときに一教科目でパニックになったのを今でも覚えています。
受験会場に入ると緊張して今まで覚えてきたことを忘れてしまう、成果が発揮できないなんてよくあることです。ですがそれは周りも同じ、つまりいかにこの緊 張に打ち勝つかが受験での鍵だと思っています。受験前には自分がリラックスできる方法を見つけておくと良いと思います。
また出来る限り新聞や本を読んでください。推薦だと小論文を課す大学がほとんどです。語彙力や最近の話題に関する知識を増やしてから受験に臨んでください。
同じ失敗を繰り返して欲しくない、これは先生や親御さんも思っていることでしょう。支えてくれている人たちの応援に応えるためにも、「まだ時間はあるから」とは考えないでください。意外と3年間はあっという間ですよ。
【学校紹介】会津大学(所在地:福島県会津若松市、学生数:約1,100人。)
好奇心、夢そして挑戦精神をもった先駆者として輝くことをモットーとし、学術分野で高く評価されるとともに福島県、日本そして世界の持続的発展に貢献する技術革新を導く成果を創ることを目指しています。
2016.9. 4 更新
2024.8. 1 | 第3回・第4回学校見学会 |
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2024.7.26 | 探究学習成果発表会決勝(3年特別進学コース) |
2024.7.26 | 7月29日〜8月4日の日程 |
2024.7.24 | 学校見学会(第1回・第2回) |
2024.7.20 | 7月22日〜7月28日の日程 |