合格体験記 <27>駒澤大学 経済学部
この「合格体験記」は、合格するまでの道のりを今春の卒業生から寄稿してもらったものです。高校時代の集大成として進路決定をしていくわけですが、その進路決定は、努力し苦労して実現したからこそ意味があります。
先輩たちに共通するのは「意志の力」です。目標を持ち、その目標に向かって学習する。学習する環境はそれぞれ違っても、「合格したい」という明確な目標があれば、進路実現をすることができます。後輩たちへのメッセージも添えられていますので、是非参考にして下さい。
『日々の積み重ね』
駒澤大学 経済学部 商学科
筒井 弥生(泉崎村立泉崎中学校)
■合格の秘訣
私は受験を終えて思ったことは、「毎日の積み重ねが結果を生む」ということです。私が志望する大学を決定したのは3年生の夏休み終了直後とだいぶ遅い時 期でした。しかし、大学を決める前から推薦での受験を考えていたため定期考査や模試にはかなり力を入れ、評定や偏差値は常に気にかけていました。部活動が 中心の生活で、家に帰ると何もしないまま寝てしまうような毎日を送っており、家での勉強量は決して多いとは言えませんでした。しかし、その分集中して時間 内に内容を少しでも多く頭に入れられるよう授業に臨みました。また、考査一週間前の部活動停止期間には学校に遅くまで残り、範囲の復習や課題に取り組みま した。模試については、全く点数の取れなかった数学は過去問を使って重点的に勉強しました。授業の合間の休み時間に問題を解き、分からなかったものは放課 後先生に聞きに行くなどして対策をとりました。それを毎日続け、段々と製菓が点数に出てくるようになりました。加えて、検定や授業中にあるちょっとしたテ ストにも最良の結果を出すべく力を尽くしました。今となっては、テストなどに毎回全力で取り組むことによって自分に合った勉強の仕方や、効率の良い暗記方 法を見つける近道になったと思います。
前に述べてきたように、私は一切特別なことはやってきませんでした。目の前にある課題に一つ一つ全力で臨 むことが、平凡ではありますが最も確実な方法なのだと思います。定期考査に限ったことで言えば、「赤点さえとらなければいい」や,「今回できなくても次に 頑張ればいい」などと考えている人はいませんか。手を抜いた結果はすべて自分の評価として返ってきます。そしてきっと後悔に繋がります。一年後の自分を想 像して、今やらなければいけないことを正しく判断してそれをやり遂げてください。
最後になりましたが、進路実現のためにこれからも頑張っていってください。応援しています。
■後輩へのメッセージ
進路を決める時期は早い方が良いと思います。早いうちから真剣に悩んで、オープンキャンパスにもできる限り参加するべきです。そうすることでその 学校の雰囲気や周辺の状況など資料では分からなかったことを知ることができます。しかし、それでも決められない人は今できることを精一杯やってください。 勉強はもちろんのこと、部活や趣味、検定などできることは多いでしょう。そうした結果、やりたいことや得意なこと、好きなことが見えてくればそれは進路を 決めるときに役立ちます。そして、勉強に打ち込み評定や偏差値を上げることが出来れば選択肢が広がって自分の理想の大学が見つかるかもしれません。努力し ても結果が出ないことはありますが、一生懸命やったという経験は自信にも繋がっていき、自分にとって絶対に損にはならないと思います。
これからの高校生活を後悔のないよう何事にも全力で取り組み、進路実現を目指して頑張っていってください。そして、決して長くない高校生活を精一杯楽しんでください。
【学校紹介】駒澤大学(所在地:東京都世田谷区、学生数:約16,000人。全7学部17学科の学生がワンキャンパスで学ぶ。)
さまざまな専門分野の先生や他学部の学生と交流することができます。明治15(1882)年に開校。仏教の教えと禅のこころを建学の理念とし、長い歴史と伝統を礎に、高い人格を形成することを目指しています。
2016.9.18 更新
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