文部科学省の管轄外の学校

11月5日（土）、6日（日）に文部科学省の管轄外の学校である防衛大学校の１次試験が行われました。本校からもこの試験に臨んだ生徒がいます。
国公立大学は、文部科学省の管轄の大学となりますが、日本には、文部科学省の管轄外の学校があり、それらの学校は大学校という名称となっています。各学校特色がある教育が行われています。それらの学校も調べてみましょう。

（１）文部科学省の管轄外の学校（一部）
　①防衛医科大学校（防衛省）
　②防衛大学校（防衛省）
　③気象大学校（気象庁）
　④航空保安大学校（国土交通省）
　⑤国立看護大学校（独立行政法人国立国際医療研究センター）
　⑥水産大学校（独立行政法人水産大学校）
　⑦職業能力開発総合大学校（独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構）
　⑧海上保安大学校（海上保安庁）

（２）文部科学省の管轄外の学校の主な特徴
　①航空保安大学校を除く上記の７校は、すべて大学卒と同様に学士の学位が取得できます。

　②防衛医科大学校、防衛大学校、気象大学校、航空保安大学校、海上保安大学校は、設置する行政機関の職員となるため、試験の名称は、入学試験ではなく採用試験という名称となっています。また、職員となるため授業料等は一切かからず、給与、賞与を頂いて学ぶことになります。卒業後は、設置する行政機関の幹部職員、専門職員として活躍していくことになります。

　③国立看護大学校、職業能力開発大学校、水産大学校は、授業料等はかかりますが、国公立大学と同様な授業料で学ぶことができます。

「進路だより No.26」より