平成28年度卒業生 合格体験記 <18> 成蹊大学 経済学部
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(指定校推薦)
『やる気スイッチは早めにON!』
藤田 ももこ
普通科総合進学コース文系
(生徒会役員 郡山市立緑ケ丘中学校出身)
■合格の秘訣
第一志望の県立高校に合格できず、滑り止めで受験した尚志高校に通うことになり、気分が下がっていた入学式。しかし、卒業した今では「尚志高校の生徒でよかった。第一志望の高校が不合格で正解だったかもしれない。」とまで感じています。その理由は、努力をすれば自分のレベルより上の大学を狙うことができる指定校推薦という制度<チャンス>があり、親身になってくださる先生方がいらっしゃるからです。
私が指定校推薦の存在を知ったのは3年生の春でした。1年生の頃に世界史の授業でお世話になった先生に詳しく説明をしていただき、その際に定期考査の評定平均値と模擬試験の偏差値が志望する大学の基準を満たさなければ推薦をもらえないと知りました。これまでの2年間、適当にテストに臨んでいた自分が馬鹿馬鹿しく感じ、3年生になってようやくやる気スイッチが入りました。
●考査の勉強法について
私は生徒会が休みになる考査の1週間前から勉強を始めました。教科書の重要語句に緑マーカーで線を引き、ワークやプリントの解答や数学の途中計算等を全てオレンジペンで書きました。緑マーカーとオレンジペンは赤シートで隠すことができるので、不要な用紙の裏に何度も解き直すことが可能です。ちなみに私は、その解き直した用紙を床に投げ捨て、学習後に用紙で埋め尽くされた床を眺め、達成感を感じていました。
●模試の勉強法について
私は文系の3教科の中で日本史がとても足を引っ張っていました。どうにかせねばと思い取り組んだのが自分なりのまとめです。貿易や文化等を時代の流れに沿ってノートにまとめ、繰り返し読みました。結果、日本史の偏差値を12上げることができました。
以上の勉強法で努力はしたものの、3年生という遅い段階でのスタートだったので、指定校推薦で第一志望の枠の争奪戦に負けてしまいました。しかし、同等レベルの第二志望の推薦をもらい、受験指導の先生のおかげもあって合格することができました。第一志望の推薦がもらえなかったことはとても悔しく感じましたが、あの時やる気スイッチを入れていなかったら第二志望の推薦さえももらえなかったかもしれません。やる気スイッチをONにするのは早ければ早いほど志望校に近づくことができるのだと実感しました。
■後輩へのメッセージ
私は勉強だけが全てだなんて、これっぽっちも思っていません。勉強以外にも部活動や遊び等、大切なことはたくさんあるからです。しかし、勉強も部活も遊びも一生懸命に行い結果に出すことができた時や充実したと感じた時の喜びは本当に大きなものです。時にはやる気が失せてしまったり、自分に負けそうになってしまうことがあるかもしれません。そんな時には、笑顔で進路報告をし、卒業証書を受け取り、充実したキャンパスライフを送る自分の姿を思い浮かべてみてください。未来の自分のために今、頑張りましょう!
正直、この合格体験記の執筆依頼をいただいた時は「何で私が!?」と思いました。けれど、小さな助言でも皆さんに伝えることができるのは光栄だと感じています。もしかすると来年の今頃、あなたがこの合格体験記の執筆依頼をいただくかもしれませんよ。
皆さんがやる気スイッチをONにして進路達成することを願っています。Fight!
【学校紹介】成蹊大学(所在地:東京都武蔵野市、学生数:約7,600人。)
人格教育、体験重視、科学の尊重、国際性の涵養など、そのリベラルな学風を承け継ぎ、少人数教育による教員と学生の距離の近さ、心の触れ合いを大切にし、学生一人ひとりの個性を大切に育ててきました。
2017.8. 3 更新
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