平成28年度卒業生 合格体験記 <27> 会津大学 短期大学部
『公募制推薦』
兼田 桃佳
情報総合科 コンピュータデザインコース
(美術部 漫画研究部 郡山市立郡山第七中学校出身)
■合格の秘訣
私はこの度、会津大学短期大学部の産業情報学科に公募推薦で合格することが出来ました。私がこの大学を受験すると決定したのは3年生の夏期休業後とかなり遅い時期でした。私は将来デザイン関係の職に就きたいと考えています。デザイン業界は収入が安定しないため、沢山活躍出来る人材になる必要があります。そのために、初めは都心部にある私立の美術大学を志望していました。しかし、金銭的な面で両親と揉めてしまい、中々進路を決定することが出来ませんでした。私が両親の考えに納得して、ようやく進路を決めることが出来ましたが、最後の進路希望調査の提出日までかかってしまいました。自分の希望していなかった大学なので受験への不安はとても大きかったです。しかし、オープンキャンパスに参加することで事前に受験の内容について詳しく知ることが出来ました。推薦試験の内容は面接と実技試験でした。実技試験は2時間の鉛筆デッサンです。私が試験に向けて対策をした期間は約1か月でした。対策の内容は、毎日過去の問題に似たものをひたすらデッサンをして技術を磨く事です。受験対策をする前は、しばらくデッサンをしていなかったので基礎から始めました。実技試験は制限時間があり、二時間で一つの作品を仕上げなければなりません。初めは十時間かけないと完成することが出来ませんでしたが、毎日努力することによって二時間以内に仕上げることが出来るようになりました。受験に必要なのは、努力し続けることと気持ちが大切なのではないかと私は考えます。受験日が近づき、合格したいという気持ちが強くなる程、良い作品が描けたと感じました。
私は学科の試験は無く、毎日夜遅くまで受験勉強をするということはありませんでしたが、学校生活の中での学習や授業態度も大切にしてきました。高校三年間の評価が受験でも評価の対象となります。常に見られているということを意識して日々努力をし続ければ必ず結果は良くなると思います。頑張って下さい。
■後輩へのメッセージ
私は県立の高校受験に失敗して今この尚志高校にいるので、受験への不安はよく理解しているつもりです。他にも尚志高校の生徒に私と同じような人が沢山いると思います。一度高校受験で失敗を味わっているので、今回推薦受験で合格が発表された時はとても嬉しかったです。第一志望の大学ではありませんでしたが、周りの先生方や友達、家族に沢山お祝いの言葉を頂いて、この大学を受けて良かったと思えました。指導して下さった先生方や応援してくれた人たちには本当に感謝しています。
私と同じように第一志望に行くことの出来ない人もいると思います。そこに行けなかったからと言って夢を実現することが出来ないという訳ではありません。全て自分の頑張り次第だと私は思っています。
高校三年間はあっという間でした。後悔しないためにも沢山努力をして最後まで諦めずに頑張って下さい。
【学校紹介】会津大学短期大学部(所在地:福島県会津若松市、学生数:約300人。)
産業情報学科、食物栄養学科及び社会福祉学科を設置。深く専門の学芸を教授研究し、職業又は実際生活に必要な能力を育成し、地域社会の生活、文化及び産業の向上発展に寄与することを目的としています。
2017.8.20 更新
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