職業観・勤労観を身につけよう
なぜ学ぶのかは、なぜ働くのかにつながり、なぜ働くのかはなぜ生きるのかの問いに行き着きます。そこで、職業観、勤労観をを育むポイントを押さえておきましょう
1.人間関係形成能力
・他者の個性を尊重し、自己の個性を発揮しながら、様々な人々とコミュニケーションを図り、協力・共同して物事を取り組む。
2.情報活用能力
・学ぶこと・働くことの意義や役割及びその多様性を理解し、幅広く情報を活用して、自己の進路や生き方の選択に生かす。
3.将来設計能力
・夢や希望を持って将来の生き方や生活を考え、社会の現実をふまえながら、前向きに自己の将来を設計する。
4.意思決定能力
・自らの意思と責任でよりよい選択・決定を行うと共に、その過程での課題や葛藤に積極的に取り組み克服する。
将来設計を考えた時、例えば、「航空業界」で働きたいと考えた時、航空業界にはどのような仕事があるのか調べてみましょう。
1.航空業界の仕事
「客室乗務員」「パイロット」「グランドスタッフ」「運行管理業務のスタッフ」「航空整備士」「航空貨物」「グランドハンドリングのスタッフ」「ケータリング会社のスタッフ」「エアライン系旅行会社」「税関、入国審査、動物検疫、管轄官庁系の公務員」「航空機の飛行ルートを管理する公務員、航空管制官」「手荷物を検査する警備会社のスタッフ」「宇宙、防衛、民間機を取り扱う企業、航空機メーカーのスタッフ」「航空会社の基幹社員、総合職」「航空IT関連・航空機関連の輸出を手がける商社」「予約、案内、発券業務関係のスタッフ」
2.そのような仕事をするためにどんな知識、能力、技術、資格等が必要か調べる。
例えば「航空整備士」
・二等航空運航整備士、一等航空整備士、航空無線通信士、航空特殊無線技士等の資格が必要
・整備マニュアルが、英語で書かれているので英語の知識が必要
3.2の知識、能力、技術、資格取得が学べる上級学校を調べる。
例えば「パイロット」
①大学→航空大学②大学→航空会社のパイロット養成コース③大学等で学び国家試験合格
※現在日本にパイロット養成がある大学があります。桜美林大学、東海大学、法政大学、崇城大学など
4.3の上級学校に入学するために必要な力を調べる。
例えば「桜美林大学ビジネスマネジメント学群アビエーションマネジメント学類フライト・オペレーションコース」
・その大学の入試の種類(一般入試、センター利用入試、指定校推薦入試、公募制推薦入試、AO入試など)選考の方法、難易度、学費、入学条件などを調べる。
(参考)桜美林大学フライトオペレーションコース(4年間)※尚志高校は今年度は指定校となっています。(推薦条件に英検2級以上、身体に関する条件があり、また、4年間の学納金が2千万を超えます。)
職業観・勤労観を、意識をしながら早めに身につけることが重要です。
進路だより No.19 より
2017.10. 8 更新
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