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尚志高校からのお知らせ

課題研究発表会の舞台裏

2018年2月2日(金)の午前中に行われた情報総合科コンピュータビジネスコース3年生による「課題研究発表会」13テーマのプレゼンが無事終了しました。聴講いただいた保護者の方々や先生方には大変お世話になりました。

また、後援会、同窓会、育蜂会、3学年からはお花や寄付を頂き3年生を支援いただきましてありがとうございます。今年も無事研究発表が実施できましたことに関して感謝申し上げます。

さて、研究発表は高校生(さらに女子)としてはかなり難易度が高い研究をここ数年は実施していただき、大学のゼミの卒業研究発表会に匹敵する内容と最先端の技術を実験してもらい、1年がかりで実験・研究をして、論文にまとめ、最後のプレゼンを堂々としてもらいました。

・プロジェクションマッピング実演
・3D−VRゲーム作成
・竜巻発生装置の実演
・ロボットプログラミングによるサッカー競技のデモ
・UNITYアプリを用いたC言語によるゲームの作成
・ラジオ局取材にもとづくラジオドラマ作成  などなど

原稿を見ずに、アイコンタクトとジェスチャーを交え、NHKのスーパープレゼンTEDのように堂々と発表する3年生の姿はこれからの人生に大きな自信を身につけることができたと思います。今回偶然にも25年前に電子科を卒業されたお母さんがおられ、ご息女の研究発表にかなり驚いていた様子で、「先生ー!
時代の違いですかねー? 娘の研究がすごすぎてびっくりしました!」という内容のコメントいただきました。

一見すると、簡単にプレゼンしているように見えますが、実際は前日夜遅くまで、担当教員(私と古川先生、西田先生)の鬼のような指導に耐え、完璧なプレゼンができるよう、何回も練習をしてきたたまものであり、この1年間、コツコツと頑張った成果を、ステージ上で勇気を振り絞りパフォーマンスすることは、並大抵のことではありません。

その堂々とプレゼンする裏側では「はずかしくて、一歩も歩けない」「手があげられない」「大きな声がだせない」「前を向けない」など大変なハードルを乗り越えなければできないことであり、原稿を見ないでプレゼンするには、実際に自ら実験をして、すべてを把握していないとできない芸当です。

この30年近くつづく、工業科の伝統ある発表会は論文とともに、次の世代に受け継がれれていることを今回2世代に渡り、研究発表したことをうかがえ感無量でした。
発表を終えた生徒の顔にも十分な達成感があったとのではないかという笑顔がありました。(苦しかったけど)おつかれさまでした。

担当者3名とも、本音を言えば、「もうやりたくない!」くらい、体力を消耗するものであり、生徒の今後のために無理をしている現状がうまく伝わりにくいを思いますが、次の世代の先生方にも受け継がれてほしいという願いがあります。尚志のよき伝統は無くすことなくこれからもますます発展していってほしいなーと、心からねがいます。ありがとうございました。

 教科担当より

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2018.2. 4 更新

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