受験生を襲った大都市圏の私立大学
「定員厳格化」の影響で"難化"
大学入試の「定員厳格化」が,受験生や大学に大きな影響を及ぼしている。大学は入学定員充足率を1.2倍までに抑えれば私学助成金が交付されていたのだが,この基準が16年度は1.17倍,17年度は1.14倍,今年度は1.1倍と年々厳しくなっているのだ。基準を超えると助成金は全額カットとなるため,各大学は基準内に収めるべく,奮闘している。
昨年,今年と大都市圏のほとんどの私大が合格者数を大幅に絞っている。18年度入試で合格者数を前年より大幅に減らしたのは,法政大(▲3633人),東洋大(▲3170人),立命館大(▲3147人),関西学院大(▲2460人)など。早稲田大も2年連続で,2千人前後絞っている。中でも,法政大と東洋大は17年の入学定員充足率が1.1倍を超えており,今年はより緻密に絞り込みをしたと思われる。両大学からは、合格者数調整への悩ましい現状が聞こえてきた。(記事:AERAより)
※2019年以降は,1.0倍を超えると人数に応じて補助金が減額されるため,更なる定員厳格化で難化が予想されます。
進路だより No.3より
2018.5. 1 更新
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