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尚志高校からのお知らせ

平成29年度卒業生 合格体験記 <6> 『堅忍不抜の精神』

宇都宮大学 教育学部 学校教育教員養成課程 >>
(公募制推薦)


普通科 総合進学コース 文系

 田 中 慎 介


(サッカー部 栃木県下都賀郡野木町立野木第二中学校出身)


■合格の秘訣


 何をするにも楽な道はないと思っています。受験も同じです。辛い時、面倒くさい時が絶対に来ます。そのような中で自分の合格の為にどれだけ辛いことに耐えられるかだと思います。自分が1度この大学に行きたいと決めたなら、どのような事があっても耐え忍ぎ、心を乱さないという精神が大切だということです。
 私は将来教員になりたいという思いがあり、宇都宮大学の受験を決めました。でもすぐに決めることができた訳ではありません。部活を1月まで続ける私にとっては公募推薦で受験することは、落ちた時のリスクが大きすぎたからです。私は直前まで指定校推薦に変えるか迷いました。自分の1番行きたいところに指定校推薦がないという人はきっと同じように悩むことと思います。私個人の意見としてはそう悩んだ時に大切なのはその大学に行きたい思いが強かったり、本当にやりたいことのある大学に行くことです。大学には多くのお金と4年という貴重な時間がかかります。貴重だからこそ、この2つと引き換えにもっと価値のあるものを手に入れる必要があると思います。そのような考えに至った時には私の頭は宇都宮大学を受験することしか考えていませんでした。しかしその決断後は部活と受験を同時に進めていくことは大変でした。どちらも身に入らなくなってしまう時期だってもちろんありました。でも身が入らないとしてもやり続けました。決して途中でさぼったり、やめてしまうことはなかったです。自分で決めた目標に向かってつらいことに耐え、ぶれずに頑張りました。そして受験当日、やはり緊張しました。会場の寒さも重なり口はふるえます。その中でしっかり話せるか不安もありました。でも実際面接をしてみて私は安心しました。今までやってきたことがすらすらとでてきて、しっかりと伝えることが出来たのです。私はこの時を振り返って思うことがあります。それは、嘘のない目的をもって本当に行きたい大学を受験することの大切さです。緊張した時でもしっかり伝えられたのは、その言葉が紛れもなく自分の意志であったからだと思います。
 そして合格発表がされ、合格が決まりました。その時ようやく努力して良かった、報われたと感じることができました。報われるかわからないことに時間を費やして努力することは大変だと思いますが、未確定の未来に向かって努力することが合格の秘訣だと思います。


■後輩へのメッセージ


 「努力した者が全て報われるとは限らん。しかし、成功した者は皆すべからく努力しておる。」はじめの一歩という漫画に出てくる1シーンです。努力は必ず報われる、現実はそれほど甘くないです。しかし成功する為には努力するしかありません。だから人生成功するまで努力、してからも努力だと思います。そして努力の質も大切です。できるようになりたいといった向上心が成長する上で大事です。嫌々やっていたり、やっているだけではいけません。自分自身、やらされている時は全くという程成長しませんでした。もはや退化していきます。だから向上心をもって努力していってほしいと思います。自分はまだ偉そうな事を言える程成功していませんが、1年先に受験に成功した者からのメッセージです。

2018.6.17 更新

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