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尚志高校からのお知らせ

平成29年度卒業生 合格体験記 <30> 『自分が出来ることを』


福島さくら農業協同組合


情報総合科 コンピュータビジネスコース

佐々木 朱 璃

(よさこい部 郡山市立郡山第六中学校)


■合格の秘訣


 私はこの度、福島さくら農業協同組合に内定をいただきました。私は、尚志高校に入学するにあたって、将来に少しでも役に立つように、様々な検定が取得できる情報総合科に入学しました。しかし、将来の夢がまったく決まっておらず、どの職種に就きたいかも分からないまま過ごしていた所、私はある事がきっかけで地域の方々の役に立ちたいと思い始めました。それは、部活動です。私は3年間よさこい部に所属していました。よさこい部は大会の他、地域のイベントに参加していました。そこで私は地域に密着できる仕事に就けたら幸せだなと思いました。また、私は東日本大震災の影響で原発事故があった大熊町の出身で、福島県の農作物が甚大な被害を今も受け続けているため、福島さくら農業協同組合を受験することを決めました。

 しかし、先生から言われた言葉は、「難しいよ。」でした。確かに大きな会社でしたし、正直、勉強があまり得意ではない私が受かるのか?と思いましたが、決めたことは頑張ろうと思い、一般常識、SPIを中心に勉強を始めました。

 試験は、一次試験、面接がありました。学科試験は、自分が勉強してきたことを思い出しながら、冷静に受けました。面接は、「笑顔」「大きくハキハキした声」を心掛けました。そして私は勉強が苦手でも胸を張って自慢できることがあります。それは、3年間無欠席無遅刻無早退だったことです。もっと言えば、小学校5年生から8年間皆勤です。私は、勉強は苦手でも何か一つのことを貫き通すことは、大切なことだと考えています。皆勤を貫き通し、笑顔、大きくハキハキした声で面接を行った結果、無事合格することができました。

 自分は、勉強が出来ないから、と言って諦めるのではなく、何か自分でも貫き通せるものを探せば将来の選択の幅は大きく広がると思います。もちろん、勉強も必要ですが...この文章を読んで、皆さんの夢が大きく広がり進路実現することを願っています。


■後輩へのメッセージ


 皆さんに伝えたい事は、高校3年間は本当にあっという間に終わります。その高校3年間で、楽しく過ごすのも、しっかり勉強して過ごすのも自由ですが、覚えていて欲しい事があります。それは、「今日という日は二度とやって来ない」ということです。当たり前に思いますが、今日、何もせずに終わってしまったからもう一回やり直したいと思ってもやり直せないのです。今日という日は人生で一度きりです。後悔しても遅いのです。なので一日一日目標を持ち、充実した日を送って下さい。あと、また当たり前な事のように思いますが、「努力は裏切らない!」これは本当に思います。努力すればする程強くなれます。
 最後に伝えたい事は、「今」を精一杯楽しむことです。高校3年間学んだことはこれからの人生の力にもなります。なので、勉強も部活動も精一杯に楽しんで下さい!また、周りの方への感謝も忘れずに。応援しています。

2018.8.26 更新

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