情報総合科 課題研究発表会
2月1日(金)スカイホールにて、恒例の情報総合科コンピュータビジネスコースの「課題研究発表会」が行われました。
情報総合科の1年生・2年生並びに、3年生の保護者5名、職員十数名と、1G2の「社会と情報」の1コマだけ見学に来てくれた普通科の生徒総勢、200名に近い見学者でスカイホールは満杯になりました。
1年間各自が決めた研究テーマを文献調査から始まり、基礎実験、応用実験、と進み、満足いく完成度まで発表会の前日まで行った成果を20名の生徒が10テーマの研究発表を堂々と行いました。
冒頭あいさつに、校長先生、鈴木教頭先生、3学年橋本主任、桑原工業部長、担任北園先生の挨拶を受け、各班10分程度の研究の成果をパワーポイントで、写真や図、グラフ、動画、実物を交えて一生懸命に行っていました。
コース長として、毎年研究のハードルを上げて、大学生に負けない研究を行ってもらい、論文としてまとめ、1冊の冊子にもしました。保護者の皆様からは「娘がここまでできていることに驚いた。」「毎晩遅くまで頑張っていたのがやっとわかった。」などの、驚きの言葉もいただきました。
半分の生徒が就職し、残り半分の生徒が進学する情報総合科では、大学と何ら変わらない研究と論文を作成し、自分に自信を付けて、これからの社会で埃を持って生活してほしいと思い、妥協せず、授業を展開してきました。
授業担当は渡辺紀夫先生・深谷俊輔先生・西田潤先生で毎週毎週、実験・実験。失敗しても実験を繰り返して、1つの成果に導いてもらいました。生徒の代表より「最初は課題研究やりたくないと思いましたが、今日、この発表会が終わり、本当にやってよかったと思っています。ありがとうございました。」と感謝の言葉もいただきました。
新聞記者の方も「旧:日本女子工業高等学校の伝統を受け継ぎ、今も女子だけで、これだけの研究をしていることに驚きました。」と言ってくれていました。素晴らしい有終の美を飾ってくれた生徒達に、コース長として、逆に感謝します。ありがとう!!
■10の研究テーマ
・プロジェクションマッピングについて
・プラネタリウムを使った投影方法
・ソーラークッカーを用いた料理実験
・スマートフォンでの動画編集
・WOLF RPGエディターを使用したフリーホラーゲーム作成
・UNITYを使用した2Dゲームの制作
・MMDを用いたハコビジョンの作成
・LEDライトを用いたイルミネーション
・Iot(Internet of Things)について
・3Dプリンターを使った物づくり
特に、Iotの研究発表では、スカイホールに人工知能を設置し、照明や電化製品を置いて、1つのイベント会場のように声でコントロールする実演をした時の、見学者の「おおおお!」という感嘆の声が上がったことは、素晴らしいと思います。
2019.2. 5 更新
2024.8. 1 | 第3回・第4回学校見学会 |
---|---|
2024.7.26 | 探究学習成果発表会決勝(3年特別進学コース) |
2024.7.26 | 7月29日〜8月4日の日程 |
2024.7.24 | 学校見学会(第1回・第2回) |
2024.7.20 | 7月22日〜7月28日の日程 |