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尚志高校からのお知らせ

平成29年度卒業生 合格体験記 <5> 『赤本はバイブルレベル』

福島大学 理工学群 共生システム理工学類 >>
(一般入試)


普通科 特別進学コース 国立理系


佐々木 南 緒

(三春町立岩江中学校出身)


■合格の秘訣


 私は、第一志望を決めるのが遅かったと思います。私は学べるものは何でも学んでおきたいし、興味があればどの分野でもかまわなかったので、もしかしたら受験勉強より大学を決めることの方が難しかったと思います。
 受験勉強は、まずセンター試験の勉強を重心においてひたすら赤本を解いていました。特に赤本で解いたのは生物と倫理でした。自分の好きな分野でモチベーションを上げてやっていました。赤本で解いたところを参考書の似た問題やまとめているところにも線をひいて、電車の中で参考書を読むときにどれが赤本にあったか分かりやすいようにしていました。あとは特別何かしたというのはなく、先生から配付されたプリントや演習をこなしていましたが、周りの環境というのは大きく影響していたと思います。まず、私は負けず嫌いなので国文・国理・私文関係なく教科ごとにライバルや目標とする人をつくり、学習に励んだことは大きく点数を上げることにはつながったと思います。中には勝手にライバル視をしてしまったことも無くはないですけど、その場合心の中だけなのでセーフとしておきます。
 次に、二次試験においても赤本を解くことなどは変わりませんが、受ける教科ごとに個別指導をつけてもらい周りの先生方からのサポートはとてもありがたかったので、受験勉強に対しては想像していたよりは苦ではなかったと思います。しかし、時々勉強や色々なことができなくなり、精神が不安定になって、精神をコントロールすることさえ出来ないのかと一人で怒って泣いた時があるぐらいやばい状態になってしまったことがあったので、その時が大変でした。そんな時に、担任の先生がいて、私の支離滅裂な話や心情を聞いて色々なアドバイスや励ましをいただいたのはとても助かったと思います。
 毎日一緒に馬鹿をしたり、駄弁ったりする友達や点数で競り合ったりして、先生方からはありがたいサポートもしてもらえてとても良い環境に恵まれたと思います。この環境だから大学に合格できたのかなとも思えます。


■後輩へのメッセージ


 多分他の人にもたくさん言われているとは思いますが、赤本はガチ目にバイブルレベルなので、それを頑張って下さい。私も、多くの先輩方が赤本赤本言っているなあぐらいにしか思わなかったんですけど、受験勉強を終えてみるとまじで赤本っていうしかなくなります。あとは、やっぱり時間が過ぎるのがすごく早いので時間の重みに気をつけて下さい。試験当日なんて、大規模な模試をやってたのかなってぐらい実感が湧かなかったので、まだ本番ではない感があったので注意が必要です。とりあえず、センターを多くとることにしっかり意識を向けて頑張って下さい。焦って気持ちだけ早まっても仕方ないので無理だなとかスランプの時は、あきらめて寝て下さい。そのぐらいは大丈夫だと思います。責任はとりませんけど。メリハリつけて頑張って下さい。


【学校紹介】福島大学(所在地:福島県福島市、学生数:約4,200人。)
 1949(昭和24)年設置。文理融合的な総合大学に発展。1年から4年までの少人数教育一貫教育に加えて、金谷川一拠点キャンパスで人文系・理工系の学生が共に授業や課外活動で交流できる教育環境です。

2018.6.14 更新

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