苦しくも輝きを放つ日々になる事を祈る
4月11日発行の「3学年だより」から記事を1つご紹介します。
「新校舎元年」と「受験生活」がスタートしました。三年生全員の進路達成を強く願い、言葉を二つ贈ります。
まず、「人生、苦しい時が上(のぼ)り坂」です。今年は、次から次へと困難が絶えない日々になるかも知れません。ですから、何の不安もなく、心配もなければ悩みもないという境遇に時々憧れるかもしれません。そうなればどれだけ楽しく、幸せである事か...。しかし、果たしてそんな境遇から、力強い生きがいや人生の充実感がどれだけ生まれてくるでしょうか?苦しく辛い事ではあるけれど、やはり、次々と困難に直面し、迷い悩みつつも自分で自分を励まして力を尽くし窮地を切り抜けていく...、そんな一喜一憂の日々にこそ、人間としての本当の生きがい、自己の成長を実感できるのではないでしょうか。迷いがあるからこそ進歩があるのです。問題が生じるからこそ、より新たな発展の道も拓けてくるのです。困難に心が挫けそうになった時、そんなスタンスで頑張り抜いてほしいと思います。
次に、ドイツの「一つの鐘しか聴かない者は、一つの音色しか知らない」いう有名な諺です。この諺の有するエッセンスは、"人間的成長には創造性と多様性が不可欠である"という事だろうと思います。色々な形を試したり、様々な助言を受容してこそ、ベストと言える学習法に到達できます。色々な角度から情報を収集したり、様々な助言に耳を傾けてこそ、ベストと言える志望校・企業選択が可能となります。分け隔てのない他者との関わりの中からこそ、「真実の自分」が見えてきます。今年一年、この諺を肝に銘じながら過ごす事ができれば進路達成はもちろん、人としての飛躍も大いに期待できます。
2013.4.14 更新
2024.8. 1 | 第3回・第4回学校見学会 |
---|---|
2024.7.26 | 探究学習成果発表会決勝(3年特別進学コース) |
2024.7.26 | 7月29日〜8月4日の日程 |
2024.7.24 | 学校見学会(第1回・第2回) |
2024.7.20 | 7月22日〜7月28日の日程 |