合格体験記<13>同志社大学 生命医科学部
この「合格体験記」は、合格するまでの道のりを今春の卒業生から寄稿してもらったものです。高校時代の集大成として進路決定をしていくわけですが、その進路決定は、努力し苦労して実現したからこそ意味があります。
先輩たちに共通するのは「意志の力」です。目標を持ち、その目標に向かって学習する。学習する環境はそれぞれ違っても、「合格したい」という明確な目標があれば、進路実現をすることができます。後輩たちへのメッセージも添えられていますので、是非参考にして下さい。
『受験を乗り越えて』
同志社大学 生命医科学部 医情報学科
野村 優介(郡山市立大槻中学校卒)
合格の秘訣
私は推薦で受験したので、推薦で受験するにあたり、私が大切だと感じたこと、実践したことを書いていきます。
志望する大学を決める時は自分がその大学で何をしたいか、それが自分自身の将来をどのように変化させるのかを考えて決めました。私は将来やりたいことに直 結する勉強ができる大学を選びました。また、私はかなり早い時点で志望大学を決めていたので、大学のことをよく調べるために時間を使うことができました。 推薦での入試に限らず、早い時期から志望する大学をいくつか決めて大学について調べることも大切だと思います。
私は弓道部に所属していたので、 高校生活の大半は弓道のためと言ってもいいほど弓道が中心となる生活を送っていました。部活動を引退するまであまり受験生であるという自覚がなく、いざ受 験となると自分が感じていた以上に苦手が多く、自分の勉強量の少なさを実感させられたので、部活動などで忙しくて大変でも毎日できるだけ、基礎だけでもい いので勉強をして基礎力を身につけてください。自分の努力で学力はいくらでも上げられると思います。
教科別で、大切だと思ったことを書きます。
[英 語] 英語は単語を覚えてください。単語を覚えながら長文に慣れてください。私は単語を知らなすぎて長文の意味がほぼ理解できないことが多くありました。 単語ができたら英文を少しずつ長くしていってください。英語は世界で多くの人が日常的に使っています。慣れれば自分の言葉として理解できると思います。
[数学] 数学は私が最も時間をかけていた教科です。数学は苦手をそのままにしておくと、それを用いて解く問題が応用として複雑な問題になったとき、何もできなくなってしまいます。苦手をなくして、基礎力をつけることが大切です。
最後に、自分を信じてください。どんなに志望大の学力に遠くても、努力すればその学力に到達して、追い抜くことができます。自分に関わってくれた人、自分を応援してくれた人に対する感謝を決して忘れないでください。今度は私も応援しています。
■後輩へのメッセージ
受験するにあたり最も大切なことは「諦めないこと」だと思います。志望校を決めた時どんなに差があっても絶対に諦めないで下さい。どんなに頑張っても結果が出ず大変な時期もあると思いますが、結果は必ず出てきます。途中で努力することをやめないで下さい。
受験勉強に行き詰まった時は、自分の好きなことをしてください。何でもいいです。音楽を聴くとか、友だちと遊ぶ、寝るなど本当にその時自分がしたいことをして下さい。
受験生になると、模試やテストが多くなってくると思いますが、模試やテストで大事なのは自分の現在の力を認識することです。結果だけを気にして一喜一憂しないでください。できなかった所を次のテストまでできるようにしてください。
最後に、感謝を忘れず、自分を信じて頑張ってください。
【学校紹介】同志社大学(所在地:京都府京都市・京田辺市、学生数:約27,000人。)
1875年、新島襄により同志社英学校(現 同志社大学)創設。専門性の高い学部教育を展開し、大学教育の基礎に加え、専門分野においては自ら問題を見つけ、主体的に行動できる人間力の育成を目指しています。
2015.12.24 更新
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