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尚志高校からのお知らせ

合格体験記<20>東北福祉大学 教育学部

 この「合格体験記」は、合格するまでの道のりを今春の卒業生から寄稿してもらったものです。高校時代の集大成として進路決定をしていくわけですが、その進路決定は、努力し苦労して実現したからこそ意味があります。

 先輩たちに共通するのは「意志の力」です。目標を持ち、その目標に向かって学習する。学習する環境はそれぞれ違っても、「合格したい」という明確な目標があれば、進路実現をすることができます。後輩たちへのメッセージも添えられていますので、是非参考にして下さい。


『諦めず、最後までやり抜く』

東北福祉大学 教育学部 教育学科 初等教育専攻

佐藤 志帆(郡山市立富田中学校卒)

合格の秘訣

  私は高校入学時から国公立大学を目指して、学習に取り組んでいました。部活動に所属していたため、学習時間が思うように確保が出来ない事に悩む時もありま した。部活動の引退も3年生の夏休み後半であったため、限られた時間を大切にし、休み時間や昼休みなど隙間時間を見つけて、問題を解いたり参考書を読んだ りしました。高3の夏休みの三者面談では、指定校推薦を薦められましたが、自分がずっと行きたい大学があったので、断りました。しかし、模試などの判定は いつも悪く、勉強しながらも不安でしかたありませんでした。国公立大学を狙っていたということもあり、センター試験前は私大の対策はあまりせず、センター 試験対策を集中的にしていました。昼休みや放課後など教科の先生が空いている時間は、質問にいき、疑問点を解決して家に帰ってからもう一度復習などをして いました。センター試験本番では思うように点数が取れず、気持ちを切り替えて私大に向けて対策を始めました。東北福祉大学の一般入試には国語の記述問題が あったので、国語科の先生に個別指導をしていただきました。日本史では、どんな小さな質問でも先生に聞きに行きました。しかし、A日程の入試では合格をも らえませんでした。合格発表を見た時、悔しくて涙が止まりませんでした。しかし、次は絶対に合格するいう強い気持ちを持ち、もう一度対策を始めました。B 日程の入試では、国語と英語の他に小論文があり、個別指導をお願いし、やっていただきました。A日程入試本番の英語では、まだ問題の形になれていなかった のか、内容が入ってこず、自信を持って解くことができなかったので、できるだけ多くの過去問を解いて、派生語などの知識も増やしました。B日程入試本番の 小論文では、書いたことのないような題材がでて焦りましたが、自分が今まで書いてきた小論文の中で得た知識を思い出しながら書きました。結果が出るまでは 不安でしたが、ここで、合格をいただくことができました。国公立大学の結果は少し難しいだろうとわかっていましたが、私大の受験が終わってから、約一週間 二次試験の対策をしました。国公立大学からは、合格をもらうことはできませんでした。

 それでも、私は国公立文系コースで2年間学習してきたこ と に、後悔はしていません。悔しくて何度も涙を流すことがありましたが、個別指導でお世話になった藤田さおり先生や、日本史の個別指導や進路で悩んだ時いつ も真摯に相談にのって下さった橋本孝先生、そして友達の支えがあったおかげで、一般受験で最後まで頑張ることができました。これから大学では、小さい時か らの夢だった小学校の先生になれるように、専門的な知識を学んでいきたいです。また、先生になったら受験を通して学んだことや、辛かったり、苦手でも頑 張って続けることの大切さなども伝えていきたいです。



後輩へのメッセージ

 私大の問題は、大学によって問題形式などが変わってくるので、 自分には何の力が足りないのかなどを自己分析して、対策していくことが必要です。将来この仕事に就きたい、ここの大学で学びたい、などの目標や夢があるな ら、最後まで諦めずに努力することが大切です。私は小さい頃から小学校の先生になるという夢があったので、受験で何度も涙を流したり、やめたくなることも ありましたが、やり抜くことができました。

 進路に悩んだ時は、早めに担任の先生や進路指導部の先生方に相談してください。また、普通のことかもしれませんが、わからない問題や疑問点があるなら、各教科の先生方に質問し、わからないことは、その時その時に解決していくことが大切だと思います。

 私は、本当に尚志高校で良かったと思っています。尚志の先生方は、熱心に教えてくださったり、真摯に相談に乗ってくださいます。尚志高校であったからこそ、ここまで諦めずにやることができました。


【学校紹介】東北福祉大学(所在地:宮城県仙台市、学生数:約5,500人。)
 福祉・マネジメント・教育・医療・リハビリなど、福祉の総合大学。「理論と実践の融合」を目指し、キャンパス内の附属病院や介護老人保健施設、幼稚園などの関連施設でさまざまな実習を行っています。

2016.1. 8 更新

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