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尚志高校からのお知らせ

合格体験記<19>成蹊大学 法学部

 この「合格体験記」は、合格するまでの道のりを今春の卒業生から寄稿してもらったものです。高校時代の集大成として進路決定をしていくわけですが、その進路決定は、努力し苦労して実現したからこそ意味があります。

 先輩たちに共通するのは「意志の力」です。目標を持ち、その目標に向かって学習する。学習する環境はそれぞれ違っても、「合格したい」という明確な目標があれば、進路実現をすることができます。後輩たちへのメッセージも添えられていますので、是非参考にして下さい。


『睡眠は大事』

成蹊大学 法学部 政治学科

藤本 敦哉(郡山市立郡山第五中学校卒)

合格の秘訣


  初めに私のことについて触れますが、今年の私の受験結果としては第一志望に行くことは叶いませんでした。というよりも惨敗でした。振り返るとそれはこうな るだろうと思われることばかりであり、そこで、私の反省も含めつつ私がどんな勉強をしていたか、又どんな勉強をすべきだったかを少々ご紹介致します。

< 英語> どちらかと言えば得意な教科でしたが、得点源にしきれなかった、敗因の一つです。やはり言語を学習するに当って大事なことは反復練習です。 私は学校の授業の予復習のほかにBBCの記事を読んだり、英語でニュースを聞いたりして日々英語に触れようと心掛けていました。基礎的な部分は『総合英語 FOREST』を読めば、英語の概念は理解できると思います。その基礎理解は一度定着すれば中々忘れない、だからこそ早い段階で言語を武器にできると受験 期にかなり楽になります。単語は、まずは一つの単語帳を英単語を見てパッと訳が出てくるようになるまで暗記することが大事だと思います。私は枕の横に単語 帳を置いておき、朝目覚めた瞬間に単語帳を手に取り適当に開いたページの単語を見て瞬時に日本語訳を叫ぶ、といった遊びも含めつつの暗記法をしていました (笑)。

<国語> 苦手な人が多い現代文に関してですが、内容理解はもちろん、設問理解も大事だと思います。起こる事象全てにその原 因があります。「~とあるが、なぜAは~をしたのか」という説明問題であれば、前提・展開・帰結の形を考え、何が前提としてあり、どう展開した結果Aはそ うしたのか、を考えればよいわけです。答えとしては本文中にその前提と展開が一般的な問題ならほぼ確実に書いてあるのでそれを上手く直して「~だから。」 と答えればよいのです。このロジックをきちんと理解して現代文を読み解くことができれば、現代文だけでなく小論文等国語力を必要とするもの全般に活かせる と思います。こういうことも大体は模試の解説に書いてあります。模試の解説を読むのはどの教科においても大事ですが、特に国語はじっくり読んでみることを お勧めします。

<倫理・政経> 倫理は高3の秋から本腰を入れ始め、政経は昔からニュースが好きなこともあり一月に入ってからでも何 とかできると思っていました。そしてセンターの結果は全国平均並みという失敗です。これらの教科は倫理・政治・経済と三つの独立した教科をやるようなもの です。日々のニュースを見て、理解し、自分で考えることを忘れずに夏休みが終わるまでにはある程度触れておくべきでした。



後輩へのメッセージ

  一先ず受験を終え、読みたかった本を読んだり友人と遊んだりと三月後半を全力で楽しんでいる今日この頃です。この時期、中学時代の友人や他校の知り合いの 進路の情報が風の便りか何なのか、自然と耳に入ってきます。「え?あいつが?」みたいな感じです。難関大を目指していたはずなのに謎の私大に行く人もいれ ば、中学の頃は馬鹿にされていたけれど旧帝大に受かる人もいます。本当に色々な話を聞きます。本番に結果を出せるか否か、言い換えれば100か0しかない 世界で、平等に容赦なく現実は突きつけられます。神も仏も平等です。たらふく食べ、ごろごろ寝ている人が受験直前に神頼みをしたところでワンチャンなんて 起こり得ません。「人事を尽くして天命を待つ」という諺がありますが、天命を待つ間にしっかりと人事を尽くしてください。ろくに対策もしてない奴に限って 「ワンチャンあるかも!」とか根拠もなく期待するのです。・・・おや、失礼ながら私の恥を曝してしまったようです(笑)。いや笑い話になりませんね、申し 訳ありません。とにかく、皆さんはこれからです。頑張ってください。


【学校紹介】成蹊大学(所在地:東京都武蔵野市、学生数:約7,600人。文系・理系全学部がワンキャンパスで学ぶ。)
 伝統の少人数教育や、「英語教育」と「異文化理解」の二つを柱とした国際教育を通して、「自ら課題を発見、解決し、社会に貢献できる」人材、そしてグローバル社会で活躍できる人材を育成し、就職に強い大学です。

2016.1. 7 更新

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