合格体験記 <15>東京女子医科大学 看護学部
この「合格体験記」は、合格するまでの道のりを今春の卒業生から寄稿してもらったものです。高校時代の集大成として進路決定をしていくわけですが、その進路決定は、努力し苦労して実現したからこそ意味があります。
先輩たちに共通するのは「意志の力」です。目標を持ち、その目標に向かって学習する。学習する環境はそれぞれ違っても、「合格したい」という明確な目標があれば、進路実現をすることができます。後輩たちへのメッセージも添えられていますので、是非参考にして下さい。
『公募推薦』
東京女子医科大学 看護学部
新田 楓(郡山市立郡山第五中)
■合格の秘訣
私は東京女子医科大学看護学部を公募推薦で受験しました。2つのキャンパスで学ぶことができるところ、国際交流が活発なところ、附属病院が多く実習が充実しているところに魅力を感じています。
受験内容は面接、小論文、書類審査でした。面接は進路指導の先生と何度も練習や確認をして不安をなくすようにしました。小論文はどんな題でも書けるように するため、いろいろな看護大学の過去問を使い国語の先生に協力してもらいながら何度も書きました。書類審査は学級委員長や部活などの活動に自信があったた め、特に心配はありませんでした。
★〈推薦を取るために大切なこと〉
指定校推薦や公募推薦で最も大切になるのが3年間の評定です。進学先 の条件を満たしていなければ推薦での受験はできません。私は2年の時に評定を下げてしまい、3年になり焦ってしまいました。しかし、評定を上げることがで きたため推薦で受験することができました。現時点の自分の評定を知り、評定を上げることをお勧めします。また書類審査がある場合は3年間の活動がとても大 切に重要になります。部活に入っていない人は積極的にボランティアに参加するなどをして活動を増やしていくといいと思います。
★〈進学先を決めるときに大切なこと〉
進学先を決める時はたくさんの学校を調べることと、オープンキャンパスに参加することが大切だと思います。まず、1つだけでなくいくつかいいなと思う学校 を決めて、その学校のオープンキャンパスに参加してから第1志望校を決めたほうがいいと思います。私もそうでしたが、何人かの友達も「やっぱりこっちの学 校にすればよかった」と受験前の放課後みんなで嘆いていました。そうならないために、受験内容の確認もしっかりして、早めに受験に向けて対策したほうがい いです。進学先を決める時は担任の先生だけでなく進路指導の先生にも相談してみるといいと思います。
■後輩へのメッセージ
私は2つの大学を公募推薦で受験しました。第1志望の大学は面接、学科試験、書類審査でした。私は2年の時から志望校を決めていましたが、対策を始めた のは夏休み明けです。第1志望校に落ちて「やっぱりもっと早くに対策しとけばよかった」と後悔しました。もちろん受験対策が遅い人でも受かる人はいます。 しかし受験対策が遅ければ遅いほど不安になります。私は学科試験が不安で、受験が近づくにつれどうにかなると投げやりになってしまいました。結果、どうに かなることはありませんでした。やはりしっかりと対策をした人が合格を勝ち取ることが出来るようです。私は大学4年間のうちに看護師と助産師の資格を取ろ うと思っていましたが、第1志望校に落ちてしまったのでそれを達成することはできません。第1志望校に落ちると将来が変わってしまいます。「念ずれば花開 く」この言葉が意味するように一生懸命祈るように努力すれば、合格することができます。「絶対に合格する」という強い気持ちを持って受験に向けて頑張って ください。
【学校紹介】東京女子医科大学(所在地:東京都新宿区、学生数:約1,000人。)
教育・研究・診療の総ての場において「至誠と愛」を理念とし、高い知識・技能と病者を癒やす心を持った医師の育成を通じて、精神的・経済的に自立し社会に貢献する女子を輩出しています。
2016.8.10 更新
2024.8. 1 | 第3回・第4回学校見学会 |
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2024.7.26 | 探究学習成果発表会決勝(3年特別進学コース) |
2024.7.26 | 7月29日〜8月4日の日程 |
2024.7.24 | 学校見学会(第1回・第2回) |
2024.7.20 | 7月22日〜7月28日の日程 |