合格体験記 <25>法政大学 情報科学部
この「合格体験記」は、合格するまでの道のりを今春の卒業生から寄稿してもらったものです。高校時代の集大成として進路決定をしていくわけですが、その進路決定は、努力し苦労して実現したからこそ意味があります。
先輩たちに共通するのは「意志の力」です。目標を持ち、その目標に向かって学習する。学習する環境はそれぞれ違っても、「合格したい」という明確な目標があれば、進路実現をすることができます。後輩たちへのメッセージも添えられていますので、是非参考にして下さい。
『推薦候補生になるということ』
法政大学 情報科学部 ディジタルメディア学科
土生 樹也(安積中)
■合格の秘訣
私は、指定校推薦でこの大学を受験しました。指定校推薦をもらうには、評定や履修科目に関することなどが主な条件になっています。指定校推薦の受験資格 を得ることは、そこまで難しいことではありません。なぜなら、センター試験よりもずっと簡単なテストで良い点数を取ればよいのです。ただし、デメリットと して、受験が終わった後の学習量によっては、一般試験で受験する生徒との学力の差が開いていき、大学に入学してからが辛くなります。受かった後も、受験勉 強を怠らない気持ちで臨まなければなりません。それらを踏まえ、指定校推薦での受験を候補に入れている方は次のことを頭の片隅に入れておくと良いでしょ う。
まず、定期考査は手を抜いてはいけません。10日前には試験勉強を初め、試験範囲のワークや教科書の問題を何度も繰り返して解いて定着させ ていきましょう。ベーシックな勉強法ではありますがこれが一番良いです。苦手科目でも何度も問題を解き、評定4がもらえました。誰だって出来るので、頑 張ってやってみてください。
また、指定校推薦の受験資格が貰えても、前記したように受験勉強は怠らないでください。山之内先生が「推薦生はその 大学のレベルに達していない子が多い」と仰っていましたが、それは本当だと思います。私も模試の結果が良くなくて悔しい思いをしたことが何度もありまし た。これでは大学生になったとき辛い思いをするだろうと、悪い結果を見た後に受験勉強の大切さにやっと気づけました。これから指定校推薦を受けようと考えている方、調子に乗ってはいけません。推薦生は推薦生なりの覚悟をして受験に臨んでください。
■後輩へのメッセージ
「上を見続ける・・・それが生きるコツさ・・・」とスヌーピーは名言を残しています。私は時に落ち込んで苦しい気持ちになるときがありました。その状態 では、勉強はなかなか捗らないし、希望も失いかけます。そんな時、僕はこのスヌーピーの言葉を思いだして、モチベーションを少しだけでも上げて何とか頑張りました。時には趣味のギターを弾いたり、音楽を聴くなど、リラックスタイムを設けて脳の休養も大切にしました。受験生の皆さんも、何かモチベーションを 上がられること、リラックスできることをすると良いと思います。メリハリが大事です。
【学校紹介】法政大学(所在地:東京都市ヶ谷・多摩・小金井、学生数:約40,000人。)
1880年、私立法学校(東京法学社、現法政大学)として設立。建学以来「自由と進歩」の精神を培い、自由な発想で常に進歩する総合大学で、新しい時代を担う自立した人材を育成し、就職に強い大学です。
2016.8.24 更新
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