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尚志高校からのお知らせ

平成28年度卒業生 合格体験記 <13> 法政大学 文学部 

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(指定校推薦)


『君は1000%』


堀内 勇土

普通科 総合進学コース 文系
(郡山市立郡山第三中学校出身)



■合格の秘訣

 僕は県立高校の受験を失敗し、尚志高校へ入学しました。入学当初は悔しい気持ちがありながら漠然と大学進学出来れば、と考えていました。

 僕は一年次に総合進学コースだったので二年からは特別進学コースへ進もうとしていました【注意】 現在はコースの変更はできません)が、当時は部活動に力を入れており、このまま総合進学コースに残ることに決めコース変更は行いませんでした。しかしながら僕は自分勝手な考えで二年生の夏に退部してしまいます。退部してもなお、進路は漠然としていました。

 そのまま時は過ぎ二年生の春休み直前、先輩方との座談会を迎えました。僕は座談会である大学に一般入試で合格した先輩の受験期の話を聞き、素直に「この人かっこいい」と感心しました。その先輩の合格した大学が難問校ということもあり、今まで目標なく怠惰な生活を続けてきた自分に腹が立ち、受験失敗当初の悔しい気持ちが再び湧いてきました。そんな座談会を受け迎えた春休み。僕はその先輩を目標に本格的に大学へ向けた受験勉強を開始しました。

 僕は国語、英語、日本史の三教科に絞り、毎日数時間交代で教科を替え、起きている時間の少なくとも半分以上は勉強していたと思います。僕はもの覚えが悪く、頭の回転も遅いので、ひたすら教科書を繰り返し読んで書いていました。

 教材としては国語は適当な古語テキスト、英語はキクタンのスタンダードとアドバンスド、日本史は現在皆さんが使われている教科書です。もちろんひたすら読み書きの繰り返しですから、集中力が持ちません。その対処法としては、負けたくない誰かを想像すること、それから目標の大学に合格し大学生活を謳歌している自分を想像することが大切です。

 頑張っているのは自分だけじゃないと思うと競争心が掻き立てられ、自分自身を鼓舞することができました。そのようにして春休みを過ごしているとその習慣が完成され、高いモチベーションで過ごせました。この努力が結果として表れるかどうかも分からないまま始めた勉強でしたが、模試でもしっかり結果として出て、ありがたいことに指定校推薦の候補生に選んでいただき、大学に合格することができました。

 一番重要なのはあきらめないことです。努力はした分だけ自信に変わります。特に高校受験を失敗して悔しい想いをした皆さん、大学に合格して見返してやりたいという気持ちが少しでもある方は、今すぐ目標を立てて努力しましょう!可能性は無限大です。


■後輩へのメッセージ

 恐らく皆さんの中にも未だに具体的な進路が決まらずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。僕もそうでしたが、座談会で先輩のお話を聞いて意識を変えることができました。きっかけというのは重要だと改めて感じました。進路が漠然としている方はまず目標を明確に立てましょう。行きたい大学や今後の学習計画など、細かく設けるほど目標がより明確になります。また行きたい大学へは一般試験で受験する、ということを前提としておくことも重要です。端から指定校推薦にある大学を考えていると推薦候補生となった途端に今までの学習習慣が疎かになりがちだからです。さらに皆さんの伸び率は無限大ですから一般試験に向けての学習を継続をしていれば、いざ受験が近くなった時に目指していた大学より難易度の高い大学を狙える可能性があるからです。努力は始めた時期が早ければ早いだけ自分の実力となると信じて一日でも早く目標を立て努力して下さい。


【学校紹介】法政大学(所在地:東京都市ケ谷・多摩・小金井、学生数:約40,000人。)
 1880年、私立法学校(東京法学社、現 法政大学)として設立。建学以来「自由と進歩」の精神を培い、自由な発想で常に進歩する総合大学で、新しい時代を担う自立した人材を育成し、就職に強い大学です。

2017.7.27 更新

2024.8. 1 第3回・第4回学校見学会
2024.7.26 探究学習成果発表会決勝(3年特別進学コース)
2024.7.26 7月29日〜8月4日の日程
2024.7.24 学校見学会(第1回・第2回)
2024.7.20 7月22日〜7月28日の日程