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尚志高校からのお知らせ

平成29年度卒業生 合格体験記 <12> 『勉強から逃げない』

武蔵大学  人文学部 日本・東アジア文化学科 >>


(指定校推薦)


普通科 総合進学コース 文系

齋 藤 竜 児

(本宮市立白沢中学校出身)


■合格の秘訣


 私は県立高校の受験に失敗し、尚志高校へ入学しました。入学当初は、高校受験に失敗したショックから、まったく勉強せずに、勉強から逃げてきました。当時は、時間だけが過ぎていきました。1年次の最後のテストでは赤点はありませんでしたが、成績はとても悪く、自分でも驚くほどでした。このままではいけないと思い、「もう勉強から逃げない」と決めました。勉強に取り組み始めた頃は、家に帰ると自分の好きな事をしていたために勉強を始めても集中がもたずにとても苦労しました。初めから何時間も勉強する事は私には不可能だったため、勉強を習慣化する事から始めました。毎日、30分は必ず勉強すると決め、段々と時間を増やしていきました。集中力がもたないと悩んでいる人はぜひこの勉強方法をしてみてください。

 次に指定校推薦で受験するにあたって、私が実践したことを書いていきます。指定校推薦で合格するためには、校内で指定校推薦候補生に選ばれる必要があります。そこに選ばれるために必要な事は、評定平均値と模擬試験の偏差値です。定期考査は模擬試験と比べて範囲がせまく、難易度も低いため、短期間でも詰め込めば高得点をとる事が可能です。しかし、この勉強方法では模擬試験で高い偏差値をとる事はとても難しいです。そのため、模擬試験の勉強方法は定期試験の勉強方法と変える必要があります。そのため、私が実践した勉強方法は、最初に日本史に力を入れました。

 日本史は、国語、英語の三教科の中で、一番短期間で成績が伸びるため、日本史を安定させる事が三教科の模擬試験にとってとても重要です。暗記科目の日本史は繰り返しやる事で定着するので諦めずに取り組んでください。

 次に英語に力を入れました。1日200単語をざっくりと見るようにしていました。最初はうろ覚えですが、数をこなす事で英単語を覚えていきました。国語は、現代文の問題集や過去問をたくさん解くことで、現代文の解く感覚をつかんでいきました。模擬試験は長期的に勉強する事で結果が結びつくので継続的に勉強を続けてください。

 進路を実現する事は、高校3年生の時期がとても大切ですが、早い時期から勉強に取り組んだ事は無駄ではありません。勉強から逃げずに、頑張ってください。


■後輩へのメッセージ


 私がみなさんに伝えたい事は、本を読んでほしい事です。私は、本を読む事が嫌いだったため、まったく本を読んできませんでした。本は、知識を与えてくれます。さらに、良質な文章を読む事は、自分が文章を書く時にとても役立ちます。小論文を書く事が必要だった私は、小論文の話題を広げる知識がなく、小論文を書く文章力もなかったためとても苦労しました。本を読む事は、小論文を書くためだけではなく、その人の人生をより良くしてくれるとも思っています。高校3年生になり、進路を決めないといけないと焦る時期よりも、まだ時間に余裕がある1年生や2年生のうちに本を読んでほしいと思っています。
 高校3年間はとてもあっという間です。そのため、後悔する事がないように有意義な時間を過ごしてほしいです。進路達成できるように応援しています。

2018.7.29 更新

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