平成29年度卒業生 合格体験記 <13> 『先手必勝』
(指定校推薦)
普通科 総合進学コース 文系
菊 池 彬 彦
(硬式野球部 福島市立岳陽中学校)
■合格の秘訣
私は、國學院大學経済学部経済ネットワーキング学科を指定校推薦入試で受験し合格することができました。入学時、尚志高校は県内トップクラスの指定校推薦枠を持っていることを知り、この受験制度で受験しようと考えていました。指定校推薦制度で合格するために重要なことは、評定平均値と模擬試験の偏差値を上げることです。ここではそのために私が実践したことをご紹介します。
評定平均値を上げるには定期考査が非常に重要となってきます。私は硬式野球部に所属していたため公欠が多く、テスト期間に大会がある時期も多々ありました。日頃の授業だけではなかなか理解できなかったため、テスト前は教科の先生に分からないところを積極的に聞きに行きました。また考査日前日までにすべての範囲を一通り勉強しておくことで前日に余裕が持て、精神的にも肉体的にも楽になります。テスト直前に自分で問題を作り解くこともオススメです。自分の弱点ポイントや苦手な分野を知ることで、対策を立てやすくなると思います。
次に、模擬試験の偏差値についてです。これは定期考査と違って短期間では結果が上がりにくいです。そのために日頃からコツコツと勉強しておくことが重要です。私は部活動を引退するまで、評定平均値ばかりを気にして模擬試験の勉強を本気で行っていませんでした。そうすると引退後に、もっと前から勉強しておけば良かったと後悔しました。みなさんには、早い時期から本気で勉強を始めた人ほど最終的な偏差値が高いということを知ってもらいたいです。私は英語の偏差値がなかなか上がらなかったため、日本史でカバーしました。夏休みの1ヶ月間、毎日のように日本史に触れ頭の中に詰め込んだ結果、休み明けの日本史の偏差値が休み前の偏差値から20上がりました。得意な教科で苦手な教科を補うことも偏差値を上げる1つの手段として必要だと思います。
最後に、推薦候補生に選ばれるということは尚志高校の代表になるということです。勉強や部活動に精一杯取り組むことはもちろんですが、それと同じくらい学校や毎日の生活の過ごし方が重要です。推薦受験を考えている人は、日頃から意識を高く持って周りの人たちの模範となれるように心がけていくべきだと思います。
■後輩へのメッセージ
私が皆さんに伝えたいことは「先手必勝」です。勉強を始めるにあたって早すぎることなどありません。少しずつ積み上げていった努力が大きくなって後々、自分の武器となります。このことを他の人よりもいかに早く気づけるかが勝負のポイントだと思います。
なかなかやる気が起きない人は、学校の自習室で勉強することをオススメします。静かでとても集中できます。
また、これからの進路について不安なことや分からないこと、悩みごとなどがある場合は、進路指導室に行って先生方に相談すると良いです。きっとあなたの力になってくれると思います。
高校生活は、あっという間に過ぎ去っていきます。1日1日を大切にして、自分が思い描く進路実現のために頑張ってください。
応援しています。
2018.7.30 更新
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