法政大学⑨ 合格体験記(平成29年度卒業生)
(一般入試)
普通科 特別進学コース 国立理系
武 内 玲於奈
(インターアクト部 マレーシアペナン日本人学校出身)
■合格の秘訣
私の受験生活は夏から始まり、約8ヶ月間自分を信じて闘い続ける日々でした。決して楽なものではありませんでしたが、入試をすべて終えた今、たくさんの経験を通して人としても大きく成長できたことを実感しています。第一志望の大学に合格するために、もっと自分にできることがあったのではないかと悔しさがこみ上げることも何度もありましたが、今ではこの悔しさも、きっと今後の大きな力になると信じています。
私は大学入試を通してとても大切だと思ったことは、自分の選択に自信を持つことです。私は高校入学時から看護学部への進学を目指していたので、2年生のときに国立理系に進みましたが、他にも学びたいことがあったのでたくさん悩んで3年生になってから文転を決めました。文転したことで不安に思うこともありましたが、自分の得意な科目で勝負できる入試方式を調べて選択し、得意なものを伸ばしつつ苦手なものを減らしていく努力をしました。私が私立大学、国公立大学の一般入試で力を入れていたのは主に英語と国語と数学でしたが、その他に授業でやっていた理科系の科目なども、私にとっては自分の知識を広げるための勉強になりました。自分の興味があるものを再確認するとともに幅広く学ぶことができたので、文転の選択をして良かったです。
また、AO入試に挑戦したり国公立大学の入試を最後までやるという選択をしたことも、自分の中ではとても価値のあるものだったと思います。AO入試を受験した後に10月頃から一般入試に切り替えることも覚悟が必要な選択でしたが、志望動機を考える上で自己分析してそれが自分の将来について深く考えるきっかけになったり、毎日必死にやっていた英語小論文の対策が一般入試でも役立ったりして、挑戦したことに意味を見出すことができて本当に良かったです。そして卒業後も先生方に指導していただきながら国公立大学の試験に臨んだことも、達成感を味わうとともに最後まで自分で決めたことをやり遂げたという自信に繋がりました。
思うようにいかず、悔しい思いもたくさんしましたが、最後まで一生懸命取り組んだことは今後も自分の支えになると思います。努力し続けて良かったです。
■後輩へのメッセージ
今この合格体験記を読んでいる人の中には、まだ志望校が決まらず不安を抱えている人も多くいるのではないでしょうか。私も周囲が徐々に受験に向けて準備を進めている中で自分は遅れているのだと焦っていましたが、納得できる選択をするまで時間をかけることも大切だと思います。やりたいことが実現できる進路を決めて、自分の目標を達成できるように精一杯努力すれば、きっと後悔はないと思います。また、私は3年生になってからもボランティアに参加したり英検を受験したりしましたが、何一つ無駄にはならなかったと思います。だから勉強以外のことにも興味を持って挑戦して欲しいです。高校生活の間にしかできないこともたくさんあると思うのでたくさん楽しんで充実させてください。
【学校紹介】法政大学(所在地:東京都市ケ谷・多摩・小金井、学生数:約40,000人。)
1880年、私立法学校(東京法学社、現 法政大学)として設立。建学以来「自由と進歩」の精神を培い、自由な発想で常に進歩する総合大学で、新しい時代を担う自立した人材を育成し、就職に強い大学です。
2018.9.26 更新
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