平成29年度卒業生 合格体験記 <33> 『不安を捨てて自信だけ』
福島県警察官
(公務員)
普通科 総合進学コース 福祉系
高 橋 美 優
(写真部 郡山市立高瀬中学校)
■合格の秘訣
私はこのたび福島県警察に合格しました。最初に言っておくと、決して楽なんかじゃありませんし、倍率が高く、難しいです。ここまで進めた秘訣をいろいろと教えていきたいと思います。
まず私は最初から第一希望が警察だったわけではなく、初めはこの尚志高校の福祉系に進んだため、介護福祉士が夢でした。その頃は高2で頭の中に昔夢にみてた警察官があったものの、「警察は大学に行かないとなれない」とよく調べもしないで決めつけていました。福祉系で資格も取れるし、そっちの方が自分に合っていると思ってました。高3の受験の季節直前で、警察は高卒でもなれることを知ってそこで気持ちが警察官に一気にもっていかれ、警察になることを決断しました。この職に就くのはそう簡単ではないし、県や地域を守るという責任があるのも承知の上決断しました。本当にこのまま警察でいいのかも考えました。そこで迷いがあったら決めるのをもう少し延ばそうと思っていましたが、なんの迷いもなかったため頑張ってみようと思いました。
~勉強の仕方について~
とにかく筆記試験も難しいです。警察官試験対策のテキストを買うことをオススメします。勉強法は人それぞれですが、私は書くことはあまりしませんでした。赤シートを使って声に出しながら何度も繰り返し解きました。日中はできるだけ多くの時間取り組み、夜は読書感覚で学んでいました。はっきり言います。頭は良くありません。だから人の何倍も勉強しました。わからない所は必ず先生に聞きました。
~面接対策について~
担当の先生とできるだけ多くの時間練習しました。警察は勘が鋭く裏をかいて質問に答えなければいけないので、基本的な質問といじわるな質問をとにかくたくさん受け答えしました。暗記ではなく、自分の言葉で相手に伝わるようにすることを意識しました。暗記は絶対ダメ!!
~体力試験への対策~
体力には自信がありましたが、他の人との差をつけるため、自主的にランニングや筋トレをしました。
■後輩へのメッセージ
後輩の皆さん、私のように警察官目指してみませんか?まだ今は職に就いていないのでわかりませんが、人を助けることにやりがいを感じると思います。たしかに試験までの道のりは大変だし嫌になることがあります。でも一度決断したことは最後まで頑張ってみてください。警察に限らず他の職でも、将来の道を決める大事な試験です。私も何度か諦めたくなりました。絶対受かるはずないと思ったらもう終わりです。挫折からいかに気持ちを立て直すか重要で、絶対にその職につきたいという気持ちをもって頑張ってください。私は試験の時大事にしたことが一つあります。それは、「絶対いける」ということを強く思いました。自然と笑顔になれたし、自分の思いも全部試験官に届けることができました。「自分が就きたい」と思った職には全力で向かってみてください。必ず受かります。あの時諦めなくてよかったと後悔しないよう頑張ってください。応援しています。
2018.9. 3 更新
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