平成28年度卒業生 合格体験記 <16> 成城大学 文芸学部
成城大学 文芸学部 芸術学科 >>
(指定校推薦)
『進路実現』
五ノ井 りょう
普通科総合進学コース文系
(蜂の会 須賀川市立西袋中学校出身)
■合格の秘訣
私はこのたび、成城大学を指定校推薦で受験しました。高校入学時から指定校推薦で大学を受験すると決め、授業や定期テストに真剣に取り組んではいました。しかし、肝心の具体的な進路をなかなか決められずにいました。周りの子達はどんどん進路実現のために進んでいるのに、私は悩んでいるばかりで進めずにいました。なぜ私がなかなか進路を決められずにいたのかというと、それはやりたいことを一つにしぼるというのが、もったいないと思っていたからです。あれもやりたい、これもやりたいと、やりたいことはたくさんあって可能性だってたくさんあるかもしれないのに一つの道にしか進めなくなるような事はしたくないと思っていたのです。だから進路希望調査の将来の職業のところにはいつも"芸術関係"としか書けませんでした。そんな時に成城大学を見つけました。ここでなら私のやりたい事をできると思い、絶対に通いたいと思いました。
成城大学が指定校に決まってからは、面接の練習が始まりました。過去に成城大学を受験した先輩の資料を参考にしようとしても、芸術学科を受験した先輩はおらず、どのような事を質問されるのかもわからなかったので先生と相談しながら練習しました。私は面接がすごく苦手で高校受験の時も上手くできませんでした。もう二度と失敗しないために、たくさん練習をしてどんな質問が来ても対応できるようにしました。
受験をして気づいた事は、進路を決める事は決して可能性をしぼる事ではないということです。今まで進路を決めることにちょっとした抵抗感があったのですが、それはまちがいでした。やりたい事をしぼったからと言って、将来までしぼられた訳ではありません。この先何があったとしても自分さえあれば、可能性はあり続けるのだということに気づくことができました。そういった事に気づけたこと、合格できたことなど頑張って良かったと思います。ご指導してくださった先生方には本当に感謝しています。
■後輩へのメッセージ
私がみなさんに伝えたいことは、進路指導の先生方や個人的な面接指導の先生とのコミュニケーションを大切にしてほしいということです。合格するためには計画を確実に立て、その中で、自分が考えていることをまとめることが大切なポイントです。大学の面接試験は自分のしっかりとした考えのもと、それを言葉にできなければなりません。みなさんには自分が思っていることを相手に伝わりやすく言えるような人になってもらいたいと思います。
将来、自分がどうありたいかを早い時期から考えておくことが本当に大切だと思います。どんなことをしたいのか、自問自答をくり返して、自分を見つめることが重要です。そうすればおのずと道は開けてくると思います。支えてくれる人はたくさん周りにいます。その方々のアドバイスを素直な気持ちで聞き入れて、それを自分の進路のために役立ててください。
【学校紹介】成城大学(所在地:東京都世田谷区、学生数:約3,200人。)
1950年に開設された人文社会科学系の総合大学です。比較的小規模ですが、政治・経済・芸術・マスコミなど社会の様々な分野で活躍する多くの人材を育成してきた伝統があります。
2017.7.31 更新
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