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尚志高校からのお知らせ

2017年度の記事一覧

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就職相談会

3年生の民間企業への就職を希望する3年生を対象に、株式会社福島人材派遣センターの方をお招きし、就職相談会を開催しました。
相談会では、現在の就職希望状況の確認と更なる情報提供を個別に行いました。

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2017.8. 1 更新

平成28年度卒業生 合格体験記 <17> 専修大学 経済学部

国公立大学編はこちら >>


専修大学 経済学部 経済学科 >>

(指定校推薦)


『評定よりも大切なもの』


杉 沙矢香

普通科総合進学コース文系
(バドミントン部 相馬市立中村第一中学校出身)



■合格の秘訣

 私はこのたび、専修大学経済学部経済学科に指定校推薦で合格することができました。この大学に進学を決めた理由はバドミントン部が関東リーグ1・2部に入るほど強く、勉強もレベルが高いからです。スポーツ推薦で入るには全国大会での成績を残していなかったので指定校推薦で受験しました。

 指定校で重要な事は評定です。定期テスト80点以上とり、選べる指定校の範囲を広くする必要があります。私はバドミントン部に所属していたのでテスト前日まで遠征があったり、テスト期間中に大会があったりもしました。しかし、バドミントンだけできて勉強はできない、しないというのは勉強だけでなく部活の大事な場面にも影響すると感じ、限られた時間で一気に勉強しました。「明日テストだヤバイ!」という追い込まれた状況で勉強することで集中力UPや、メンタル強化にもなったと思います。

 具体的に定期テストの勉強はワーク、プリントを反射的に答えられる様になるまで覚えることです。私はテスト前日に一気にやる方だったのでそのためにテスト前日までにワーク、プリントなどに赤ペンで答えを最初から書き、前日に覚えました。数学や物理などは何回も解かないと頭に入らないので三日前ぐらいからちょくちょく解いていました。部活を行っていた頃はあまり勉強に時間を使いたくなかったので短期集中で行っていました。しかし、短時間で大量に覚えてもテストが終わった瞬間忘れたので定期テストの成績は良くても模試の成績はイマイチでした。高校三年生になって指定校には模試の偏差値の方が重要だとわかり、部活を引退してからは古典や英語を先生方に教えて頂きました。古典はだんだん理解できるようになりましたが、英語は短期間ですぐできるようになるものではないので苦労しました。

 部活動も大学を受験する上で大きな武器となるので、勉強だけや部活だけでなく両方頑張ることが指定校をとる秘訣だと思います。



■後輩へのメッセージ

 私は、まだ部活をしていて受験を意識していなかった時、評定だけとってればいいやと思い、模試についておざなりにしてきました。しかし推薦を貰うには模試の偏差値も大事です。早めに模試の勉強を進めておくと良いと思います。模試の勉強法が分からないという方は、その科目の先生に勉強法を教えてもらうのも良いと思います。先生方は限られた時間を割いて教えてくれました。もし勉強や進路のことで悩みがある時は先生に相談してください。私も一、二年生の時はあまり先生に相談した事がありませんでしたが、三年生の時、進路について先生方に協力してもらい心強かったです。

 早く進路を決めるに越したことはないですが、直前で変わる場合もあります。焦る時もあると思いますがなるようになるという余裕を少しでも持ち進路についてじっくり考えてみるといいかもしれません。頑張ってください。


【学校紹介】専修大学(所在地:東京都千代田区・神奈川県川崎市、学生数:約19,000人。)
 米国に留学し、新しい学問を学んだ4人の創立者によって1880年に創立された大学です。青年を教育・指導することによって社会に"報恩奉仕"したその精神を建学の精神としています。

2017.8. 1 更新

平成28年度卒業生 合格体験記 <16> 成城大学 文芸学部

国公立大学編はこちら >>


成城大学 文芸学部 芸術学科 >>
(指定校推薦)


『進路実現』


五ノ井 りょう

普通科総合進学コース文系
(蜂の会 須賀川市立西袋中学校出身)



■合格の秘訣

 私はこのたび、成城大学を指定校推薦で受験しました。高校入学時から指定校推薦で大学を受験すると決め、授業や定期テストに真剣に取り組んではいました。しかし、肝心の具体的な進路をなかなか決められずにいました。周りの子達はどんどん進路実現のために進んでいるのに、私は悩んでいるばかりで進めずにいました。なぜ私がなかなか進路を決められずにいたのかというと、それはやりたいことを一つにしぼるというのが、もったいないと思っていたからです。あれもやりたい、これもやりたいと、やりたいことはたくさんあって可能性だってたくさんあるかもしれないのに一つの道にしか進めなくなるような事はしたくないと思っていたのです。だから進路希望調査の将来の職業のところにはいつも"芸術関係"としか書けませんでした。そんな時に成城大学を見つけました。ここでなら私のやりたい事をできると思い、絶対に通いたいと思いました。

 成城大学が指定校に決まってからは、面接の練習が始まりました。過去に成城大学を受験した先輩の資料を参考にしようとしても、芸術学科を受験した先輩はおらず、どのような事を質問されるのかもわからなかったので先生と相談しながら練習しました。私は面接がすごく苦手で高校受験の時も上手くできませんでした。もう二度と失敗しないために、たくさん練習をしてどんな質問が来ても対応できるようにしました。

 受験をして気づいた事は、進路を決める事は決して可能性をしぼる事ではないということです。今まで進路を決めることにちょっとした抵抗感があったのですが、それはまちがいでした。やりたい事をしぼったからと言って、将来までしぼられた訳ではありません。この先何があったとしても自分さえあれば、可能性はあり続けるのだということに気づくことができました。そういった事に気づけたこと、合格できたことなど頑張って良かったと思います。ご指導してくださった先生方には本当に感謝しています。



■後輩へのメッセージ

 私がみなさんに伝えたいことは、進路指導の先生方や個人的な面接指導の先生とのコミュニケーションを大切にしてほしいということです。合格するためには計画を確実に立て、その中で、自分が考えていることをまとめることが大切なポイントです。大学の面接試験は自分のしっかりとした考えのもと、それを言葉にできなければなりません。みなさんには自分が思っていることを相手に伝わりやすく言えるような人になってもらいたいと思います。

 将来、自分がどうありたいかを早い時期から考えておくことが本当に大切だと思います。どんなことをしたいのか、自問自答をくり返して、自分を見つめることが重要です。そうすればおのずと道は開けてくると思います。支えてくれる人はたくさん周りにいます。その方々のアドバイスを素直な気持ちで聞き入れて、それを自分の進路のために役立ててください。


【学校紹介】成城大学(所在地:東京都世田谷区、学生数:約3,200人。)
 1950年に開設された人文社会科学系の総合大学です。比較的小規模ですが、政治・経済・芸術・マスコミなど社会の様々な分野で活躍する多くの人材を育成してきた伝統があります。

2017.7.31 更新

平成28年度卒業生 合格体験記 <15> 東京農業大学 国際食料情報学部大学

国公立大学編はこちら >>


東京農業大学 国際食料情報学部 国際バイオビジネス学科 >>
(スポーツ推薦)


『合格への第一歩』


渡部 公平

普通科総合進学コース文系
(サッカー部 日野市立日野第三中学校出身)



■合格の秘訣

 私はこの度、東京農業大学国際食料情報学部、国際バイオビジネス学科にスポーツ推薦で合格することができました。私は将来、プロのサッカー選手になりたいと考えています。しかし、サッカーだけをやっていても社会を生き抜く術を身につけることはできません。あらゆる知識を身につける事ができサッカーもレベルの高いところで闘うことが東京農業大学なら可能なのではないかと思い、進学を決心しました。

 スポーツ推薦候補に選ばれるためには、東京農業大学の場合、全国大会出場や各都道府県予選のベスト4以上という成績が必要となります。加えて、評定平均値3.5以上が必要となります。私は1年生からの積み重ねでこの条件をクリアすることができました。その積み重ねの一つとして、私が行ってきたことは、授業に集中し、授業中の理解度を高めることです。なぜ授業中の取り組みを重視するのかというと、スポーツ推薦候補生は部活動で忙しく、そのため自宅や寮に帰った後に疲れてしまい集中力を欠くことになり、効率の悪い学習になってしまうからです。授業中の理解度を高めることによって、帰宅してからの学習にそれほど時間をかけなくてもよくなるのです。スポーツ推薦で進学を考えている人にはぜひ参考にしてもらいたいと思います。

 そして、やはりスポーツ推薦の基準を満たすためには部活動で良い結果を残さなければなりません。私は団体スポーツをやっているので、そこでまずレギュラー競いがあります。レギュラーを取るためには努力が必要です。チームメイトとの関係もとても重要です。あらゆる面において、強くならなければ、チームとして良い結果を残すことはできません。私の場合、それはしっかりできていたと思います。部活動での競争に勝つために工夫した練習を取り入れたり、チーム力を上げるためにチームメイトとのコミュニケーションを増やすなど様々な努力をしてきた結果、スポーツ推薦で合格し、進学することができました。私は高校三年間であることに気づくことができました。それは部活動と学習、どちらも「質」を上げることが大切なのだということです。「質」を上げることで物事をスムーズに進めることができ、時間に余裕が生まれます。そうすることでメリハリのある生活を送ることができるのです。スポーツ推薦で進学を考える人や部活動などで忙しい人はこの部分を大事にしていただきたいです。



■後輩へのメッセージ

 私がみなさんに伝えたいことは、進路指導の先生方や個人的な面接指導の先生とのコミュニケーションを大切にしてほしいということです。合格するためには計画を確実に立て、その中で、自分が考えていることをまとめることが大切なポイントです。大学の面接試験は自分のしっかりとした考えのもと、それを言葉にできなければなりません。みなさんには自分が思っていることを相手に伝わりやすく言えるような人になってもらいたいと思います。

 将来、自分がどうありたいかを早い時期から考えておくことが本当に大切だと思います。どんなことをしたいのか、自問自答をくり返して、自分を見つめることが重要です。そうすればおのずと道は開けてくると思います。支えてくれる人はたくさん周りにいます。その方々のアドバイスを素直な気持ちで聞き入れて、それを自分の進路のために役立ててください。


【学校紹介】東京農業大学(所在地:東京都世田谷区・神奈川県厚木市・北海道網走市、学生数:約12,000人。)
 1891年の創設以来動植物全てに関わる総合科学を扱う大学として実学主義のもと、発展を続けてきました。生命、食料、環境、健康、エネルギー、地域再生に挑む大学として社会に貢献する人材を送りだしています。

2017.7.30 更新

第2回学校見学会

第2回学校見学会が行われました。
各科の説明に加え、部活動や福祉コースの体験など様々なイベントがありました。
また、お足元の悪い中、足をお運びくださいましてありがとうございました。

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2017.7.29 更新

7月31日〜8月6日の日程

【朝学】

なし

31(月)

・幼稚園児とのボランティア交流会
    8:30~15:30(尚志幼稚園)のみ
 SB 朝  E8:00  K6:55 帰り EK17:00

1(火)

・幼稚園児とのボランティア交流会
・就職受験先未決定生徒対象就職相談会 9:00 スカイホール
 SB 朝  E8:00  K6:55 帰り EK17:00

2(水)

・幼稚園児とのボランティア交流会
 SB 朝  E8:00  K6:55 帰り EK17:00

3(木)

・幼稚園児とのボランティア交流会
 SB 朝  E8:00  K6:55 帰り EK17:00

4(金)

・幼稚園児とのボランティア交流会
 SB 朝  E8:00  K6:55 帰り EK17:00

5(土)

 SB 朝  E8:00  K6:55 帰り EK17:00

6(日)

 SB 朝  E8:00  K6:55 帰り EK17:00

<地区尚志学級予定>                    
8/29(火) ①会津
8/30(水) ②白河・西白河・東白川
8/31(木) ③郡山4・小原田・守山・高瀬・宮城・御舘
9/ 1(金) ④日和田・西田・富久山(行健・明健)
9/ 5(火) ⑤片平
9/ 6(水) ⑥大槻・ザベリオ・相双・いわき
9/ 7(木) ⑦安積・安積二・逢瀬・湖南・三穂田
9/13(水) ⑧郡山2・郡山3
9/14(木) ⑨須賀川・岩瀬・鏡石・天栄・石川
9/15(金) ⑩郡山1
9/20(水) ⑪郡山6・喜久田・熱海
9/21(木) ⑫富田・郡山5
9/22(金) ⑬小野・大越・三春・船引
9/26(火) ⑭福島・二本松・本宮
9/29(金) ⑮郡山7


・7/31~8/4日 幼稚園児とのボランティア交流会        
    8:30~15:30(尚志幼稚園)のみ


【スクールバスの略記号】
※ ... Y & M & Kの3方面
E ... 郡山駅
Y ... 八山田&日和田 方面

M ... 緑丘 方面
K ... 鏡石&矢吹 方面

A ... 安積永盛経由郡山駅

2017.7.29 更新

部活動情報(空手道部)

7月28日のスポーツニッポンに掲載された空手道部ぶりを紹介します。

空手道部のページへ >>

2017.7.28 更新

美術館見学

平成29年7月27日(木)に情報総合科コンピュータデザインコース生徒を対象とした美術館見学を実施いたしました。
諸橋近代美術館 >> では企画展示の「ダリの美食学(ガストロノミー)」、CCGA現代グラフィックアートセンター >> では「加納光於―揺らめく色の穂先に」を鑑賞してきました。両美術館とも、学芸員の方より、鑑賞のポイントや技法等の説明をいただくことができ、大変有意義な見学とすることができました。

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2017.7.28 更新

平成28年度卒業生 合格体験記 <14> 法政大学 社会学部

国公立大学編はこちら >>


法政大学 社会学部 メディア社会学科 >>
(一般入試)


『合格への第一歩』


小野 明音

普通科特別進学コース国立文系
(インターアクト部 郡山市立郡山第七中学校出身)



■合格の秘訣

 私が法政大学を目指し始めたのは3年生になってからです。それ以前は違う学校も考えていました。しかし、3年生の夏オープンキャンパスに実際に参加して絶対にこの大学に入りたいと思いました。私は一般受験で利用した科目の国語・英語・日本史の私がやってきた勉強法を紹介したいと思います。

<国 語>私は、国語があまり得意ではなかったので基礎事項を繰り返し行いました。現代文では要点には必ず線を引いていました。古典は単語と助動詞を重点的にやりました。基礎ができたなと思ったら問題を解き解答・解説を見て、また別の日その問題を解いて今度は自分で解答をつくっていました。

<英 語>英語はとにかく単語をやりました。暇さえあれば単語帳を開いていました。たくさん覚えたらひたすら長文問題に挑戦しました。私は文法が苦手だったので先生に頼んで文法問題のプリントをもらってやっていました。

<日本史>日本史は自分だけでなく他の人もわかるようなノートづくりをしました。長くて覚えられないようなものはゴロなどで覚えるようにしました。教科書と山川諸説図録を一緒に見るとより理解が深まります。

 大学によって出題形式は様々なので、自分が行きたいと思う大学の過去問を夏休みに1回解くもしくは見るといいと思います。志望校と自分の距離をはかれ、どんな出題傾向か知ることもできます。私も実際解いてみて自分ができていないところを知ることができ苦手を潰すことができました。また1週間の計画を立てておくと勉強しやすくやったことは消していけば達成感が生まれると思うし、どこが出来なかったのか明確になります。成績が伸びなかったり、壁にぶち当たったときは回りの人が必ず励ましたり支えてくれます。泣きたいときは泣いてください。最後になりますがやらない人はそもそも結果はでません。最後まであきらめずにやり続けてください。陰ながら応援しています。



■後輩へのメッセージ

 まず絶対にしてはならないことは受験校を下げることです。模試の判定が最後まで良くなくても自分を信じましょう。最後の最後まで結果は逆転可能です。また、後悔もいけません。あの時やっていればという思いは受験では通用しません。1日1日後悔のないように毎日勉強は継続してください。さらに周りに流されないようにしてください。大学受験は高校受験とは全然違います。だから周りに流されないようにしてください。大学受験は高校受験とは全然違います。だから自分も早く合格したいと思う気持ちは当然出てきます。でもそれを乗り越えてください。受験は団体戦です。周りのサポートに頼ってもいいですが感謝の気持ちを持って勉強してください。夏など時間があるときはオープンキャンパスに参加し、自分が行きたいと思う大学を見つけてください。最後に、諦めたら受験は終わりです。絶対にあきらめないで下さい。


【学校紹介】法政大学(所在地:東京都市ケ谷・多摩・小金井、学生数:約40,000人。)
 1880年、私立法学校(東京法学社、現 法政大学)として設立。建学以来「自由と進歩」の精神を培い、自由な発想で常に進歩する総合大学で、新しい時代を担う自立した人材を育成し、就職に強い大学です。

2017.7.28 更新

平成28年度卒業生 合格体験記 <13> 法政大学 文学部 

国公立大学編はこちら >>

法政大学 文学部 史学科 >>
(指定校推薦)


『君は1000%』


堀内 勇土

普通科 総合進学コース 文系
(郡山市立郡山第三中学校出身)



■合格の秘訣

 僕は県立高校の受験を失敗し、尚志高校へ入学しました。入学当初は悔しい気持ちがありながら漠然と大学進学出来れば、と考えていました。

 僕は一年次に総合進学コースだったので二年からは特別進学コースへ進もうとしていました【注意】 現在はコースの変更はできません)が、当時は部活動に力を入れており、このまま総合進学コースに残ることに決めコース変更は行いませんでした。しかしながら僕は自分勝手な考えで二年生の夏に退部してしまいます。退部してもなお、進路は漠然としていました。

 そのまま時は過ぎ二年生の春休み直前、先輩方との座談会を迎えました。僕は座談会である大学に一般入試で合格した先輩の受験期の話を聞き、素直に「この人かっこいい」と感心しました。その先輩の合格した大学が難問校ということもあり、今まで目標なく怠惰な生活を続けてきた自分に腹が立ち、受験失敗当初の悔しい気持ちが再び湧いてきました。そんな座談会を受け迎えた春休み。僕はその先輩を目標に本格的に大学へ向けた受験勉強を開始しました。

 僕は国語、英語、日本史の三教科に絞り、毎日数時間交代で教科を替え、起きている時間の少なくとも半分以上は勉強していたと思います。僕はもの覚えが悪く、頭の回転も遅いので、ひたすら教科書を繰り返し読んで書いていました。

 教材としては国語は適当な古語テキスト、英語はキクタンのスタンダードとアドバンスド、日本史は現在皆さんが使われている教科書です。もちろんひたすら読み書きの繰り返しですから、集中力が持ちません。その対処法としては、負けたくない誰かを想像すること、それから目標の大学に合格し大学生活を謳歌している自分を想像することが大切です。

 頑張っているのは自分だけじゃないと思うと競争心が掻き立てられ、自分自身を鼓舞することができました。そのようにして春休みを過ごしているとその習慣が完成され、高いモチベーションで過ごせました。この努力が結果として表れるかどうかも分からないまま始めた勉強でしたが、模試でもしっかり結果として出て、ありがたいことに指定校推薦の候補生に選んでいただき、大学に合格することができました。

 一番重要なのはあきらめないことです。努力はした分だけ自信に変わります。特に高校受験を失敗して悔しい想いをした皆さん、大学に合格して見返してやりたいという気持ちが少しでもある方は、今すぐ目標を立てて努力しましょう!可能性は無限大です。


■後輩へのメッセージ

 恐らく皆さんの中にも未だに具体的な進路が決まらずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。僕もそうでしたが、座談会で先輩のお話を聞いて意識を変えることができました。きっかけというのは重要だと改めて感じました。進路が漠然としている方はまず目標を明確に立てましょう。行きたい大学や今後の学習計画など、細かく設けるほど目標がより明確になります。また行きたい大学へは一般試験で受験する、ということを前提としておくことも重要です。端から指定校推薦にある大学を考えていると推薦候補生となった途端に今までの学習習慣が疎かになりがちだからです。さらに皆さんの伸び率は無限大ですから一般試験に向けての学習を継続をしていれば、いざ受験が近くなった時に目指していた大学より難易度の高い大学を狙える可能性があるからです。努力は始めた時期が早ければ早いだけ自分の実力となると信じて一日でも早く目標を立て努力して下さい。


【学校紹介】法政大学(所在地:東京都市ケ谷・多摩・小金井、学生数:約40,000人。)
 1880年、私立法学校(東京法学社、現 法政大学)として設立。建学以来「自由と進歩」の精神を培い、自由な発想で常に進歩する総合大学で、新しい時代を担う自立した人材を育成し、就職に強い大学です。

2017.7.27 更新