合格体験記<17>太田看護専門学校
この「合格体験記」は、合格するまでの道のりを今春の卒業生から寄稿してもらったものです。高校時代の集大成として進路決定をしていくわけですが、その進路決定は、努力し苦労して実現したからこそ意味があります。
先輩たちに共通するのは「意志の力」です。目標を持ち、その目標に向かって学習する。学習する環境はそれぞれ違っても、「合格したい」という明確な目標があれば、進路実現をすることができます。後輩たちへのメッセージも添えられていますので、是非参考にして下さい。
『目標達成のために全力で』
太田看護専門学校
柳沼 利奈(郡山市立守山中学校卒)
合格の秘訣
自分の進路を考えたのは1年生の時で、 看護系に進むと決めたときに志望校も決めました。推薦での受験を希望していました。推薦であっても筆記試験があるということで、特に学習面では3年間定期 考査に力を入れました。また、取れそうな資格の取得に挑戦しました。私は部活動に所属していたので、定期考査に向けての学習時間を取るのが大変でした。時 間が限られているのに計画を立てて実行することが苦手だったので、学習はやれるときにやれる分だけやるという学習方法でした。そして、ノートにまとめるこ とが好きだったので、定期考査の前はテストの範囲を自分なりにまとめ直すことをやりました。授業の空き時間や放課後、スクールバスの通学時間などを利用し て学習しました。3年生になり、定期考査と受験が近かったときは、受験勉強を優先させていましたが、受験科目の国語と数学Ⅰ、英語では良い点数が取れるよ うにしました。
本格的に受験勉強に取り組んだのは3年生になってからでした。希望していた指定校推薦をもらえましたが、筆記試験の点数が悪けれ ば落ちてしまうので、余裕はありませんでした。推薦をもらえたからこそ勉強しました。国語・数学Ⅰ・英語Ⅰが筆記試験の科目だったので、国語は文章問題、 数学は二次関数、英語はイディオムと医療系英単語を重点的にやりました。また、看護学校入試精選問題集や看護もしの問題などをやりました。看護学校入試精 選問題集は、看護の短期大学や専門学校の英語・数学・国語の過去問題集です。出題傾向やその対策が書かれているものでとても充実した内容でした。それをや りきりました。また、個別指導は、先生方の協力の下、多くの時間を割いてもらいました。特に数学は、看護学校の問題をたくさん解きました。個別指導は、分 からないところをすぐに先生に質問できるので、本当にありがたかったです。時間がゆるされるなら、たくさん活用すべきです。
私は、早くから志望校を決めて目標を立てること、今は勉強するんだというように切り換えて、いろんな問題をより多く解くことが良いと思いました。
後輩へのメッセージ
最近は看護師を目指している人が多いので、学校内や他校の人との受験の競争率が高いと思います。私には、ココといえるようなセールスポイントがなかったの ですが、部活動で部長を務めさせてもらえたことや、取れそうな資格の取得に挑戦したことや、定期考査の学習に力を入れたことが良かったと思います。
自分が受験校のレベルにどれだけ達することができて合格できたのか不安になります。しかし、やるべきことはやったと思います。学習に計画を立てることができなくても、目標が明確に立てられていれば、しっかり学習に取り組めます。
尚志高校は他校に比べて、受験に対して生徒一人ひとりと真剣に向かい合ってもらえる環境にあります。自分の志望校に合格するために、その環境をたくさん活用してください。
しかし、そのような環境の中であっても、一番は自分の努力と頑張りが大事です。後悔しないで済むよう、高校生活を送りましょう。
【学校紹介】太田看護専門学校(所在地:福島県郡山市、学生数:約240人。) 一般財団法人太田綜合病院が設置主体で、命の大切さ・尊さを守る看護師、自ら考え行動する看護師、職業に自信と誇りをもつ看護師、地域社会に貢献できる看護師の育成を目的としています。
2016.1. 5 更新
2024.8. 1 | 第3回・第4回学校見学会 |
---|---|
2024.7.26 | 探究学習成果発表会決勝(3年特別進学コース) |
2024.7.26 | 7月29日〜8月4日の日程 |
2024.7.24 | 学校見学会(第1回・第2回) |
2024.7.20 | 7月22日〜7月28日の日程 |