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尚志高校からのお知らせ

合格体験記 <19>会津大学 コンピュータ理工学部

 この「合格体験記」は、合格するまでの道のりを今春の卒業生から寄稿してもらったものです。高校時代の集大成として進路決定をしていくわけですが、その進路決定は、努力し苦労して実現したからこそ意味があります。

 先輩たちに共通するのは「意志の力」です。目標を持ち、その目標に向かって学習する。学習する環境はそれぞれ違っても、「合格したい」という明確な目標があれば、進路実現をすることができます。後輩たちへのメッセージも添えられていますので、是非参考にして下さい。


『受験を通して学んだこと』

会津大学 コンピュータ理工学部

 深沢 良樹
(逢瀬中)


■合格の秘訣

 私が受験を終えて大切にしておけばよかったと思うことは、定期考査を一回一回疎かにせず、満点を取るつもりで学習を進めることです。私は勉強を計画的に 進めるのが得意ではなく、試験三日前くらいになって焦りだして勉強を始めることが多く、そのため自分で満足の出来る点数をとれたことはほとんどありません でした。そもそも、学校の定期考査というものは、事前に範囲が決められており、教科書に載っていることや、授業で教わったことからしか出題されず、これだ けは最低限度押さえておいてほしい問題しか出題されません。それに比べて、大学入試の範囲は、教科書全部からといった膨大なもので、基本を押さえていなけ れば当然周りの受験生と戦うことは出来ません。

 また、特別進学コースの生徒であれば、毎月実施される月例テストで、一年生のうちからその学習を進めていれば入試に十分対応の出来る語彙力を見につけることが出来ます。何を勉強したらよいかわからないときは、ぜひ基本に戻って語彙力を鍛えておきましょう。

  私は、会津大学のコンピュータ理工学科を公募推薦入試で受験しました。入試科目は、英語、数学、小論文、調査書でした。英語と数学の配点が100点ずつ で、調査書が200点だったので、調査書のウェイトが半分を占めていました。私は、学校の評定平均があまり良くなかったので、合格するために英語と数学の 試験で満点近くとる必要がありました。試験の過去問を数年分解いてみると、英語と数学は、基本的な内容しか出題されていなかったので、特別な学習は学校で の個別指導しかせず、家では、センター試験の対策を続けていました。また、小論文はあまり書いたことがなく、最初はどんな構成をすれば良いかもわかりませ んでしたが、過去問を解いて先生に添削をしていただいていくうちに少しずつ自分なりの書き方を見つけていくことが出来ました。

 先生からは、「落 ちるつもりで受験しろ」と何度も言われていたので、あまり気負いすることなく受験することが出来ました。試験の問題傾向は過去問とあまり変わっていなかっ たので、自分の実力を出し切ることが出来たと思います。ガイダンスの時に試験の点数の開示があり、予想どおり調査書の点数が低かったので、評定平均をもっ と上げておけば良かったと思いました。

【英語】 英語は毎日触れることが一番大切だと思います。毎日これだけは何があってもやるというものを決めて進めていくと良いでしょう。

【数学】 数学は公式をただ暗記するのではなくどうのようにしてその公式が導かれたのかを考えていくとより理解が深まると思います。


■後輩へのメッセージ

 僕からみなさんへのメッセージは三つあります。

 一つ目、現時点で推薦入試を考えていなくても、もしかすると受験をすることになる可能性もある かもしれません。そのため、学校の評定平均は多めにとっておいた方が良いです。また、受験をする際にも、落ちたときのことを考慮して一般入試の勉強も同時 に進めておくと良いと思います。

 二つ目、志望校を決まるに当たって、大切にして欲しいことは、自分が本当にその大学に行きたいのかどうかです。 名前を聞いたことがあるから何となくといった曖昧な理由では絶対に決めないでください。目的もなく入ったとしてもなんの意味もありません。もし進路のこと で何か悩みがある時は先生に相談して下さい。尚志高校にはみなさんのことを心配してくれる先生方がたくさんいます。自分だけで、悩みを抱えないでくださ い。

 そして最後に、みなさんには陰で支えてくれている人がたくさんいることを絶対忘れないでください。一人で受験は出来ません。そのことに感謝の気持ちを絶対に忘れないでください。


【学校紹介】会津大学(所在地:福島県会津若松市、学生数:約1,100人。)
 好奇心、夢そして挑戦精神をもった先駆者として輝くことをモットーとし、学術分野で高く評価されるとともに福島県、日本そして世界の持続的発展に貢献する技術革新を導く成果を創ることを目指しています。

2016.8.15 更新

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