平成28年度卒業生 合格体験記 <2> 福島大学 人文社会学群
(公募制推薦)
『 公募制推薦 』
福島大学 人文社会学群 行政政策学類
小池 奈央
普通科 総合進学コース 文系
(郡山市立郡山第一中学校出身)
■合格の秘訣
私が福島大学を目指すようになったのは、1年生の夏休みにオープンキャンパスに参加したのがきっかけです。国公立大学への進学を考えていたということもあり、福島大学を第一志望として学習に取り組んでいました。ずっと一般入試での受験しか考えていませんでしたが、先生に公募制推薦を勧められ、公募制推薦で受験することにしました。
私は3年生の夏まで福島大学の違う学類を志望していたため、推薦候補生に選ばれてから行政についての本を買い勉強をし始めました。また、新聞や広報誌を読むようにし、自分が住んでいる所では今何が起こっているかや行政が力を入れている事業は何なのかを調べるようにしていました。それと同時に志願理由書作りも始まりました。なかなか内容の濃い志願理由書を書くことができず、何回も特別指導の先生の所へ行き、添削していただきました。更に色々な先生にも見ていただきました。そこまでしたからこそ、納得できるものが書けたと思います。
試験内容は小論文と面接でした。小論文は他大学の過去問を毎日解いては先生に添削していただきました。私は、小論文が苦手だったので、筆者の考えのところや大切だと思うところに線を引くようにしていました。そうすることで、文を何回も読まずにすむため、考える時間を増やすことができます。
面接は、何度も練習するしかないと思います。質問に対する答えを覚えるのも大切ですが、面接の雰囲気に慣れることも大切です。色々な先生と練習しておくと良いと思います。
私は、推薦候補生に選ばれてから毎日時間がたりないと思って過ごしてきました。推薦候補生に選ばれてから受験まではあっという間です。後輩の皆さんは残された時間を大切にして下さい。まだ大丈夫だと思わずに早め早めの行動をして下さい。早めの対策は自分に自信を持たせてくれます。そしてなにより大切なのは、この大学しかないという強い思いと、諦めないことだと受験を通して分かりました。この2つがあれば、合格に近付けると思います。
■後輩へのメッセージ
私が皆さんに伝えたいことは2つあります。
1つ目は、評定平均を上げるための努力をしてほしいということです。現時点で一般入試しか考えていない人でも、私のように直前になって推薦で受験することになる人もいるかもしれません。推薦で受験するにあたり評定は大切です。今からでも評定を上げることはできるので頑張ってください。
2つ目は、自分が本当に行きたいと思える大学を見つけてほしいということです。受験勉強は長くつらいのでやりたくないと思う時もあると思います。そんなとき、私は自分の志望校のパンフレットを見てモチベーションを上げていました。自分が本当に行きたい大学ならばつらい受験勉強も乗り越えられるはずです。今はつらいかもしれませんが、諦めずに努力すればその努力は報われると思います。
皆さんが進路実現できるように応援しています。頑張ってください。
【学校紹介】福島大学(所在地:福島県福島市、学生数:約4,200人。)
1949(昭和24)年設置。文理融合的な総合大学に発展。1年から4年までの少人数教育一貫教育に加えて、金谷川一拠点キャンパスで人文系・理工系の学生が共に授業や課外活動で交流できる教育環境です。
2017.6.26 更新
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