平成28年度卒業生 合格体験記 <8> 新潟大学 経済学部
(一般入試)
『貪欲に最後まであきらめずに』
熊谷 直幸
普通科 特別進学コース 国立文系
(郡山市立富田中学校出身)
■合格の秘訣
私は、実際に自分がやっていてよかったことをいくつか紹介したいと思います。
まず一つ目は、自分が一番集中できる、そして長続きする勉強法を早い段階で見つけることです。たとえば私だったら、音楽を勉強の初めにかけうるさいと感じたら消すなど。人それぞれ、合う勉強法と合わない勉強法があるはずです。そういった自分だけの勉強法を確立できたら伸びも早いはずです。また格段に勉強が楽しくなるはずです。
そして二つ目。周りに流されないことです。周りが話していようが休み時間は勉強をする。推薦で決まった人がいようが関係なく自分だけの時を進めていく。周りで偏差値が上がろうが下がろうが関係なく自分に不足した範囲を勉強する。周りと比べてよかった経験は私の中ではありません。優越感に浸ること、余裕を感じること、落ち込むことなど、受験勉強においてはナンセンスなことです。自分の道を誤ることなく進み続けましょう。
次に三つ目。これは単純かつ真理ですが、勉強に触れる時間をできるだけ長く持ってください。受験では今までに自分がやってきた、つまり勉強に触れてきた時間に比例して自信がつきます。その自信が結果に影響し合否を決めます。よく努力は結果に比例しないという言葉を聞きます。しかし、私が見てきた結果を残す人はまず間違いなくどこかで努力をしています。つまり、そういうことです。
そして最後の四つ目。それは、どんな大学でも受験の際油断をしないことです。これは、模試などでは感じにくく、実際に大学に落ちてみてからではないと実感できないことだと思うのでこの機会に言っておきます。私は自分の中では何があっても落ちないと思い、赤本に目すら通さなかった大学に落ちました。私の周りにも似たような人が何人かいました。油断は禁物です。「貪欲に最後まであきらめずに」という言葉がありますが、私が思うに、まず間違いなく合格する上で一番大切なポイントはここです。
■後輩へのメッセージ
まず受験生になる後輩の皆さんに言っておきたいこと。それは、何があっても油断をしないでほしいということです。模試が学校で一位だろうが、定期テストで一位を取ろうが、そこで優越感に浸ったり、余裕を感じていてはいけません。全国はもちろん、県内にですら自分が絶対に勝てないと思う相手は絶対にいます。モチベーションが上がらないのであれば中学校時代の友達と連絡を取ってみたりするのも良いでしょう。ライバルが近くにいなければ探しましょう。これは自分が高校時代できなかったことです。そうすることによって絶えずモチベーションを上げることができるはずです。
皆さんなら、今からでも自分が想像もできない大学に合格する可能性を十分に秘めていると思います。そのためには、今これを読んだ瞬間から勉強に全てを注いでください。必ず今の志望校よりもワンランク、ツーランク上の大学が見えてくるはずです。健闘を祈ります。
【学校紹介】新潟大学(所在地:新潟県新潟市、学生数:約10,400人。)
伝統ある大規模総合大学として、教育と研究を通じて、地域・世界の発展に貢献することを目的としています。専門の資格取得への対応と技術者教育にも強力な体制をとり、不況にも強い就職実績を上げています。
2017.7. 6 更新
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