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尚志高校からのお知らせ

2016年度の記事一覧

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合格体験記 <23>日本女子大学 文学部

 この「合格体験記」は、合格するまでの道のりを今春の卒業生から寄稿してもらったものです。高校時代の集大成として進路決定をしていくわけですが、その進路決定は、努力し苦労して実現したからこそ意味があります。

 先輩たちに共通するのは「意志の力」です。目標を持ち、その目標に向かって学習する。学習する環境はそれぞれ違っても、「合格したい」という明確な目標があれば、進路実現をすることができます。後輩たちへのメッセージも添えられていますので、是非参考にして下さい。


『ここからがスタート』

日本女子大学 文学部 日本文学科

二瓶 志保
(湖南中)


■合格の秘訣

 「難関大学に入り、将来社会貢献できる人材になりたい。」そう思い、二年次から特別進学コースに変更し、とことん学ぶ場をもてたこと。高校受験に失敗し たこともあり、より大学進学への気持ちが強まったこと。今思えば、私は日本女子大学に合格できたのは、特別進学コースという場で自分に向き合い本気で勉強 できたことや、たくさんの先生方、家族の支えがあったからだと感じています。

 私はとても負けず嫌いなので、勉強も部活も三年間全力で頑張りまし た。定期テストでは、コース一位を狙い、模試も少しでも偏差値を上げられるよう努力してきました。部活では、心身だけでなく、メンタルも鍛え、本番にも動 じない強さを身に着け、勉強面でも活かすことが出来ました。

 私は、部活動に所属していたこともあり、周りの人よりも時間が限られていました。そのため、工夫を凝らし、勉強と部活動の両立を図りました。ここで、私の勉強法を紹介します。

<国 語> 私は、早期から行きたい学科が明確に決まっていたので、国語は特に勉強しました。例えば、古典では、予習の品詞分解や古文単語の意味調べ、訳をきち んと行い、授業で確認し、基礎を固めました。また、授業以外でもお昼休みを使い、先生に個別にご指導をいただきました。

<英語> 英語は一番苦手 な教科だったので、基礎をしっかりと着実に固めました。英単語は、キクタンやターゲット1900を使い、センターレベルの単語を押さえました。文法は、二年時のすららで基礎を固め、ネクストステージの次に即戦ゼミ3を解き、ボロボロになるまで使いました。長文は、先生から出された問題を解き、分からないところはすぐに質問に行きました。英語は量をこなし、慣れることが必要だと思います。

<日本史> 日本史はただ覚えるのではなく、流れをつかむことを意 識してやりました。そのために使った、おすすめの参考書があります。東進ブックスの著書:金谷俊一朗の「金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本」や、 同じく東進ブックスの「日本史B表解演習書」です。ぜひ、使ってみたください。


■後輩へのメッセージ

 受験を通して、また、高校三年間を終えて学んだことや、得たもの、そして、後悔がたくさんあります。一年時は、総合進学コースで、二年次からは特別進学 コースに行き、勉強も部活動も「今」を全力で楽しんできました。これから皆さんは、受験を迎え様々なことを経験すると思います。受験は本当に辛いです。自 分との闘いです。そうは言っても、受験がどれほどのものなのか現時点で想像することは難しいのではないでしょうか。かくいう私もそうでした。「受験の辛 さ」これを本当に知るのは、いざ受験生となり、本番が差し迫ってきた時だと思います。ただし、それに向けての準備をすることは可能です。定期テストや月例 テスト、すららや単語テスト、そうした一つ一つが基礎になり、受験へとつながっていくのです。学校で勉強するものに意味のないものは一つもありません。だ から、一つ一つをこなし、着実に力をつけていってください。

 皆さんが、自分の進路を達成できることを願っています。


【学校紹介】日本女子大学(所在地:東京都練馬区、学生数:約6,300人。)
 1901年の建学以来、時代に先駆けて女子高等教育の道を切り拓いてきました。一人ひとりの未知なる可能性を引き出しながら、知性と個性に磨きをかけ、自分らしく生きるための一歩を踏み出す力を養います。

2016.8.22 更新

8月24日(水) 第43回 定期演奏会

2016.07.01_43rd_concert_poster.jpg

時 8月24日(水)

開場 17:30  開演 18:00

会場 郡山市民文化センター中ホール

全席自由 300円

2016.8.21 更新

8月22日〜8月28日の日程

【朝学】

なし

22(月)

夏期講習会(特別進学コース)>>
・志望理由書書き方講座①
 SB 朝 Y6:57M7:20 K6:55 帰り ※12:50  ※17:00

23(火)

夏期講習会(特別進学コース)>>
志望理由書書き方講座②

・就職準備講習会
 SB 朝 Y6:57M7:20 K6:55 帰り ※12:50  ※17:00

24(水)

夏期講習会(特別進学コース)>>
・志望理由書書き方講座③ 就職分析会
 SB 朝 Y6:57M7:20 K6:55 帰り ※12:50  ※17:00

25(木)

 SB 朝 E 8:00 K 6:55 帰り EK 17:00

26(金)

・休業後指導

・校長杯(1~3校時)

・4校時から平常授業

地区尚志学級 ④郡山4・小原田>>
 SB15:25 A17:25 ※19:00

27(土)

週休

28(日)

・26日    休業後指導日程
    8:50~9:05 清掃        
    9:15~9:30 全体指導(放送)        
    9:35~10:25 校長杯 (3年は進路LHR)        
  10:35~11:35 風紀検査・MHR        
  4校時以降 通常授業        
  15:05~15:10 SHR       
  15:20~16:05 7校時        
  16:15~          教科会議   


  地区尚志学級 >>

【スクールバスの略記号】
※ ... Y & M & Kの3方面
Y ... 八山田&日和田 方面

M ... 緑ヶ丘 方面
K ... 鏡石&矢吹 方面

A ... 安積永盛経由郡山駅

2016.8.20 更新

寮食堂メニュー

8月第4週のメニューです。


寮食堂献立表のページヘ >>

2016.8.19 更新

合格体験記 <22>福島県立医科大学 看護学部

 この「合格体験記」は、合格するまでの道のりを今春の卒業生から寄稿してもらったものです。高校時代の集大成として進路決定をしていくわけですが、その進路決定は、努力し苦労して実現したからこそ意味があります。

 先輩たちに共通するのは「意志の力」です。目標を持ち、その目標に向かって学習する。学習する環境はそれぞれ違っても、「合格したい」という明確な目標があれば、進路実現をすることができます。後輩たちへのメッセージも添えられていますので、是非参考にして下さい。


『諦めないこと』

福島県立医科大学  看護学部 看護学科

安藤 祐来
(郡山第二中)


■合格の秘訣

 私は公募推薦において福島県立医科大学の看護学部看護学科を受験し、合格をいただくことができました。

 振り返ってみて葛藤や苦悩がたくさんありましたが、私が合格までたどりつくことができたのは、信じて支えてくれる人が周りにいてくれたことや同じ目標を持つ友達・ライバルが近くにいて闘争心を沸かせ勉強のやる気につながっていたことだと思います。

  推薦試験の内容は、小論文(国語1題、英語2題)と面接でした。そのために個別の先生がついてくださり、1ヶ月近く前から指導をしてもらっていました。国 語は初め、評論や要約の問題を中心にやり、頃合いを見計らって過去問に取り組みました。過去問は文章を理解するのに大変苦労し、時間がかかりました。英語 は私自身苦手であったので、英文の訳を出来るようにすることを中心に取り組み、辞書を使うにも自分で回数を決めて完璧な文をつくるのではなく、内容をとら えられるように勉強していました。面接は、質問に対する返答を文として覚えるのではなく、単語や箇条書きで考えをつくっておくと焦らずに面接官と話すこと が出来ると思います。

 私は、自分で学習を進める上で何より大切なことは"諦めないこと"だと思います。少しぐらい遠回りをしても目標を貫き通してほしいと思います。


■後輩へのメッセージ

 自分の進む道、目標が自分の中で定まっているでしょうか。高校生活というのはあっという間に過ぎて、いつの間にか受験が目の前ということになると思います。私はみなさんに後悔してほしくない。たとえ後悔しても、その出来事を踏み台にして前進してほしいと思います。

 尚志の先生方は、日々の生活や行事等で考えるチャンスをつくってくれています。寄り添って優しく見守ってくれています。それを無駄にせず自分に合った、自分の行きたい進学先を選び、合格を掴み取れるように努力してください。

 春にみなさんが笑顔でそれぞれの道に進んでいくことを願っています。


【学校紹介】福島県立医科大学(所在地:福島県福島市、学生数:約1,100人。)
 県民の保健・医療・福祉に貢献する医療人の教育および育成を目的に設立された大学であると同時に、研究機関として、不断の研究成果を広く世界に問いかけるという重要な使命を担っています。

2016.8.18 更新

部活動情報(バレーボール部)

男子バレー、ビーチ全国大会報告


バレーボール部のページヘ >>

2016.8.17 更新

合格体験記 <21>福島県立医科大学 看護学部

 この「合格体験記」は、合格するまでの道のりを今春の卒業生から寄稿してもらったものです。高校時代の集大成として進路決定をしていくわけですが、その進路決定は、努力し苦労して実現したからこそ意味があります。

 先輩たちに共通するのは「意志の力」です。目標を持ち、その目標に向かって学習する。学習する環境はそれぞれ違っても、「合格したい」という明確な目標があれば、進路実現をすることができます。後輩たちへのメッセージも添えられていますので、是非参考にして下さい。


『受験を終えて』

福島県立医科大学 看護学部 看護学科

須藤 有美
(塙中)

■合格の秘訣

 私は幼い頃から、将来看護師になることが夢でした。そのため、国公立大学を目指していたということもあり、高校入学時から福島県立医科大学の看護学部を 第一志望校として学習に取り組んでいました。1,2年生の時は一般入試で受験することしか考えていませんでしたが、大学について調べていると公募制推薦が あることを知りました。そして、親や担任の先生と話し合い、三者面談などを経て、公募制推薦で受験することになりました。

 推薦で受験するという ことは、調査書や志願理由書の内容も重要になってきます。検定などを受けて資格を取得することはもちろんですが、自分を最大限にアピールできるような志願 理由書を書くことも合格するためにはとても大事なことです。私は、初めはなかなか内容の濃い志願理由書が書けず、担任の先生に何度も添削していただきまし た。そのおかげで、最終的には納得のいくものを書き上げることが出来ました。

 看護学部の試験内容は面接と国語・英語の小論文でした。先生方から は、「がちの学力勝負だ」と言われていたので、個別指導を担当していただいた先生のもとで毎日対策をしていました。とにかく英語が苦手だった私は、英語の 長文を読むことに苦戦していました。そのため、先生に文法や構文の問題をいただいて、できるまで繰り返し解き分からないところは質問しに行きました。単語 帳は速読英単語を使っていました。これは英文も一緒に載っているので、長文を解く家で大切な速読力も向上させることが出来ました。そして毎日英語の長文問 題を出していただき、過去問も解いて英文に慣れていきました。センター試験や模試では長文問題の配点が高くなっています。繰り返し演習をし、コツをつかむ ことで高得点が狙えると思います。

 国語では、毎日記述式の評論問題や過去問を解いていました。現代文を解くにあたって大切なのは、本文の内容や 設問で聞かれていることを正しく理解する読解力を身につけることだと思います。そのためには問題をたくさんこなすことが必要です。普段から新聞や本を読む のも良いと思います。また、記述式の問題では限られた字数のなかで速く正確に要約する力も必要です。私は、先に設問を読み、答えの根拠となる部分に線を引 きながら本文を読んでいました。そうすることで、あとからまとめるのが楽になり解きやすくなります。


■後輩へのメッセージ

 私は1,2年生の時、先生方に「3年生になってから後悔する先輩はたくさんいる。手遅れになる前に勉強した方が良い。」と言われても、内心まだ先のこと だと思ってしまい、いまいちピンときていませんでした。しかし、高校3年間は本当にあっという間に過ぎてしまいます。1,2年生の時は受験なんてまだ関係 ないと感じるかもしれませんが、1,2年生のときの学習も受験勉強の1つです。私は、勉強すれば良かったと後悔することはあっても、勉強なんてしなきゃ良 かったと後悔することはないと思っています。自分の中に蓄えられた知識は一生ものの財産になるからです。

 確かに受験勉強は長くつらいので諦めた くなるときもあると思います。そんなとき私は、いつも頑張っているクラスのみんなの姿を見てモチベーションを上げていました。自分なりにモチベーションを 維持させる方法を見つけることも大切です。不安なことがあるときは、先生方や先輩、同じ境遇の友人に相談すると良いと思います。尚志の先生方はきっと些細 なことにも耳を傾け真摯に相談に乗ってくれます。

 まだ時間はたくさんあります。諦めずに自分が志した進学先を目指して頑張ってください。


【学校紹介】福島県立医科大学(所在地:福島県福島市、学生数:約1,100人。)
 県民の保健・医療・福祉に貢献する医療人の教育および育成を目的に設立された大学であると同時に、研究機関として、不断の研究成果を広く世界に問いかけるという重要な使命を担っています。

2016.8.17 更新

合格体験記 <20>防衛大学校 理工学部

 この「合格体験記」は、合格するまでの道のりを今春の卒業生から寄稿してもらったものです。高校時代の集大成として進路決定をしていくわけですが、その進路決定は、努力し苦労して実現したからこそ意味があります。

 先輩たちに共通するのは「意志の力」です。目標を持ち、その目標に向かって学習する。学習する環境はそれぞれ違っても、「合格したい」という明確な目標があれば、進路実現をすることができます。後輩たちへのメッセージも添えられていますので、是非参考にして下さい。


『合格までの道のり』

防衛大学校 理工学部

船尾周平
(大槻中)


■合格の秘訣

 私は、一年生の頃から、防衛大学校に進学することを目標に三年間勉強に取り組んできました。もちろん絶対的な自信はなかったので、時々諦めてしまいそうな時もありました。そんな時にどうやって乗り越えてきたかを書きたいと思います。

  私の場合は、高校生活の中でスランプが3~4回あったと思います。一口にスランプといっても色々な状況があります。成績が伸びない、やる気が出ないな ど・・・。私は後者でスランプに陥ってしまい、その時には自分はなぜその大学を目指しているのか分からなくなってしまいました。そんな時にいつも私の心を させてくれたのは、この三年間で一番長く時間を共有してきた友人たちの存在と思い出の日々です。たくさんの思い出があったおかげで、自分の目標を再確認す ることが出来たり、志望大学の筆記試験で緊張せずに受けることが出来たんだと思います。

 次に少しだけ勉強面についても書きたいと思います。私は 陸上部にも所属していたので勉強だけに集中し始めたのは夏休みの中間地点からです。また蜂友祭も受験の約一か月前にあり、勉強時間の確保が難しかったで す。だけど、勉強することが体に染みついていたので、勉強をやらないという日はありませんでした。つまり、私が言いたいのは「勉強=習慣の一つ」になるま でやるということが大切だということです。そうすれば、どんなに忙しくても勉強をしようという気になれると重います。また、何かが出来ないのを他のせいに するのはやめた方がいいです。私は、テストの結果が悪かったのを部活のせいにしたり、部活に参加できないのを特別進学コースだからと言って、言い訳をすることがたびたびありました。自分で選択した道なのに、言い訳をしたり、弱音を吐いたりするのは、カッコ悪いですよね?

 最後に自分の目標を達成するために頑張ってください。周囲の考えや意見に惑わされず、自分の考えを最後まで貫いていいただきたいです。自分を決して見失わないでください。


■後輩へのメッセージ

 私は受験するにあたって大切なことは勉強だけでなく、勉強以外に自分が夢中になれること(読書やスポーツなど)を見つけることだと思います。ちなみに私 の場合は陸上部でした。毎日がずっと勉強だらけでは逆効果で、集中が続かなくなってしまい、効率が悪くなってしまうので、何か息抜きできることを探しても らいたいと思います。

 人生で一度きりの高校生活なのだから、つらい思い出だけでなく、楽しい思い出も作ってください。それがきっと自分の支えになってくれるはずです。


【学校紹介】防衛大学校(所在地:神奈川県横須賀市、学生数:約2,000人。)
 将来陸上・海上・航空各自衛隊の幹部自衛官となるべき者の教育訓練をつかさどるとともにそれらに必要な研究を行う防衛省の施設等機関です。

2016.8.16 更新

合格体験記 <19>会津大学 コンピュータ理工学部

 この「合格体験記」は、合格するまでの道のりを今春の卒業生から寄稿してもらったものです。高校時代の集大成として進路決定をしていくわけですが、その進路決定は、努力し苦労して実現したからこそ意味があります。

 先輩たちに共通するのは「意志の力」です。目標を持ち、その目標に向かって学習する。学習する環境はそれぞれ違っても、「合格したい」という明確な目標があれば、進路実現をすることができます。後輩たちへのメッセージも添えられていますので、是非参考にして下さい。


『受験を通して学んだこと』

会津大学 コンピュータ理工学部

 深沢 良樹
(逢瀬中)


■合格の秘訣

 私が受験を終えて大切にしておけばよかったと思うことは、定期考査を一回一回疎かにせず、満点を取るつもりで学習を進めることです。私は勉強を計画的に 進めるのが得意ではなく、試験三日前くらいになって焦りだして勉強を始めることが多く、そのため自分で満足の出来る点数をとれたことはほとんどありません でした。そもそも、学校の定期考査というものは、事前に範囲が決められており、教科書に載っていることや、授業で教わったことからしか出題されず、これだ けは最低限度押さえておいてほしい問題しか出題されません。それに比べて、大学入試の範囲は、教科書全部からといった膨大なもので、基本を押さえていなけ れば当然周りの受験生と戦うことは出来ません。

 また、特別進学コースの生徒であれば、毎月実施される月例テストで、一年生のうちからその学習を進めていれば入試に十分対応の出来る語彙力を見につけることが出来ます。何を勉強したらよいかわからないときは、ぜひ基本に戻って語彙力を鍛えておきましょう。

  私は、会津大学のコンピュータ理工学科を公募推薦入試で受験しました。入試科目は、英語、数学、小論文、調査書でした。英語と数学の配点が100点ずつ で、調査書が200点だったので、調査書のウェイトが半分を占めていました。私は、学校の評定平均があまり良くなかったので、合格するために英語と数学の 試験で満点近くとる必要がありました。試験の過去問を数年分解いてみると、英語と数学は、基本的な内容しか出題されていなかったので、特別な学習は学校で の個別指導しかせず、家では、センター試験の対策を続けていました。また、小論文はあまり書いたことがなく、最初はどんな構成をすれば良いかもわかりませ んでしたが、過去問を解いて先生に添削をしていただいていくうちに少しずつ自分なりの書き方を見つけていくことが出来ました。

 先生からは、「落 ちるつもりで受験しろ」と何度も言われていたので、あまり気負いすることなく受験することが出来ました。試験の問題傾向は過去問とあまり変わっていなかっ たので、自分の実力を出し切ることが出来たと思います。ガイダンスの時に試験の点数の開示があり、予想どおり調査書の点数が低かったので、評定平均をもっ と上げておけば良かったと思いました。

【英語】 英語は毎日触れることが一番大切だと思います。毎日これだけは何があってもやるというものを決めて進めていくと良いでしょう。

【数学】 数学は公式をただ暗記するのではなくどうのようにしてその公式が導かれたのかを考えていくとより理解が深まると思います。


■後輩へのメッセージ

 僕からみなさんへのメッセージは三つあります。

 一つ目、現時点で推薦入試を考えていなくても、もしかすると受験をすることになる可能性もある かもしれません。そのため、学校の評定平均は多めにとっておいた方が良いです。また、受験をする際にも、落ちたときのことを考慮して一般入試の勉強も同時 に進めておくと良いと思います。

 二つ目、志望校を決まるに当たって、大切にして欲しいことは、自分が本当にその大学に行きたいのかどうかです。 名前を聞いたことがあるから何となくといった曖昧な理由では絶対に決めないでください。目的もなく入ったとしてもなんの意味もありません。もし進路のこと で何か悩みがある時は先生に相談して下さい。尚志高校にはみなさんのことを心配してくれる先生方がたくさんいます。自分だけで、悩みを抱えないでくださ い。

 そして最後に、みなさんには陰で支えてくれている人がたくさんいることを絶対忘れないでください。一人で受験は出来ません。そのことに感謝の気持ちを絶対に忘れないでください。


【学校紹介】会津大学(所在地:福島県会津若松市、学生数:約1,100人。)
 好奇心、夢そして挑戦精神をもった先駆者として輝くことをモットーとし、学術分野で高く評価されるとともに福島県、日本そして世界の持続的発展に貢献する技術革新を導く成果を創ることを目指しています。

2016.8.15 更新

合格体験記 <18>立命館大学 経済学部

 この「合格体験記」は、合格するまでの道のりを今春の卒業生から寄稿してもらったものです。高校時代の集大成として進路決定をしていくわけですが、その進路決定は、努力し苦労して実現したからこそ意味があります。

 先輩たちに共通するのは「意志の力」です。目標を持ち、その目標に向かって学習する。学習する環境はそれぞれ違っても、「合格したい」という明確な目標があれば、進路実現をすることができます。後輩たちへのメッセージも添えられていますので、是非参考にして下さい。


『逃げず、焦らず、積み重ねる』


立命館大学 経済学部 経済学科

白石田 和佳 (郡山第五中学校)

■合格の秘訣

 私は、3年間の学習の中で後悔していることも多いけれど、私の中でやってきて良かったと思うことは2つあります。

 1つ目は、ONとOFFの切り換えをしっかりとすることです。私は、寝るときはしっかりと寝て、ある程度休んだのならば勉強に頭を切り換えることで、勉強中は集中力を持続させていました。

  2つ目は、自分なりのやり方で、自分に合うテキストで学習することです。私は、やる気を出すまでに時間がかかるタイプなので、どの教科でも「30日で完 成」などと書いてあって、<私にもできそう>と思える薄いテキストを買って、それだけは集中してやろうと決めて、それを何度も繰り返し学習しました。

 私が特に頑張った教科で、おこなってきた勉強法をご紹介します。

  国語:私は、国語が苦手な教科でしたが、現代文も古典も最後までコツコツ演習をし続けることで、点数が大幅に上がりました。人によって問題文の内容の得 意・不得意があるので、点数に波がありましたが、その波に喜怒哀楽することなく、問題を繰り返しやることが点数につながりました。

 英語:私は語彙力がなく最後まで問題を解くスピードには苦しみましたが、文法と長文はとにかく量をこなした分だけ点数が上がりました。文法ではスピードに慣れること、長文では読むことに慣れることが大切だと感じています。

 日本史:私のクラスにいた日本史が得意な人たちは皆、資料集をたくさん読み込んでいて、それらをまとめた、自分なりのノートを作っていました。私は日本史が苦手でしたが、模試の開設や資料集を利用して、自分だけがわかる「自分ノート」を作ったことで理解が深まりました。

 そして、私は早い段階から立命館大学を目標として、模試や考査に向けて学習できていたのも、合格につながる秘訣の1つだったのだと思います。


■後輩へのメッセージ

 私は、まだ受験を意識していなかった時、「受験は集団戦だ」という先生方のお言葉をよく理解していませんでした。ですが、クラス全体が受験モードに入っ た時に、その言葉の意味がやっとわかりました。試験を受ける時は個人戦でも、試験を受けるまでの、家族・クラスメート・ライバル・多くの先生方の支えと応 援があってこそ受験はやりきれるものです。そのような意味でも、私も今は「受験は集団戦だ」ということを実感しています。

 皆さんにも、皆さんを 支え、応援してくれる家族・クラスメート・ライバル・多くの先生方がいると思います。受験を終えるまでにどんな壁があっても、周りの人への感謝を忘れず、 壁から逃げないで、乗り越えていってほしいと思います。そして、努力してきた自分を信じ続けてください。

 最後まで頑張ってください!!


【学校紹介】立命館大学(所在地:京都府京都市・滋賀県草津市・大阪府茨木市、学生数:約33,000人。)
 日本各地・世界から学生が集まり、世界を舞台に、世界中の人と「協働」できる人材の育成が目指されています。2014年3月卒業の学生の就職率は94.6%で、多くの学生が巨大企業・大企業に就職しています。

2016.8.14 更新