新入生のみなさんへ
空手道部
みなさんは空手と聞くとどのようなイメージが浮かびますか。先入観で痛そうだとか、素手で瓦を割るほど鍛えているのでは、などなど、色々な考えがあがると思いますが、尚志高校の空手道部は、痛くもなければ瓦を割るほど鍛え上げたりもしていません。なぜなら、空手は人を痛めるものではないという考えのもとで稽古をつけているからです。例えば、組手では顔に接触する突き技が禁止されています。つまり、寸止めをしなくてはいけません。そのためには、技に正確さがなければいけませんし、工夫を凝らさなくてはいけないのです。このように、毎日の稽古には一つ一つ意味があります。
さて、そのような練習をしている私たち空手道部は、男子九名、女子七名、計十六名で日々武曽由英先生に指導を頂いています。
目標は全国大会上位入賞です。今年度の大会では、夏の県大会にて男子団体組手で準優勝、女子団体組手で優勝という成績を残すことができました。また、個人戦では三名が新潟で開催されたインターハイに出場することが出来ましたし、秋の新人戦でも男女共に上位入賞をし、東北大会への出場権を勝ちとりました。その他にも、さまざまな大会で成績を残しています。
私たち空手道部は結果を残すため努力しています。しかし、技術向上だけではなく、空手道を通して精神面の成長や、礼儀を学んで、社会に出ても役に立つように、人間性の向上も目標としています。あいさつや正しい敬語の使い方、みなさんは出来ているでしょうか。私は空手道部に入部して、礼儀や相手を尊重する心構えを学ぶことが出来ました。このようなやりがいや仲間との助け合いは、部活動をしていないと体験できないものだと思います。
(近藤 颯飛)
たいぼく47号(平成25年3月3日発行)
2013.3.18 更新
空手道部紹介
尚志高校空手道部は、平成25年1月現在で部員2年生6名1年生13名の計19名で毎日稽古に励んでいます。
主な実績として8年連続インターハイ出場中、最近では高体連東北大会で男子個人組手3位、女子個人形3位、協会東北地区大会において女子個人組手・形1位などがあります。
空手道、それは自分自身の心と体を鍛えるすなわち鍛錬であり、相手に攻撃を加えダメージを与えるものではありませんし、スポーツでもありません。単に格好をつけたり、自分に甘えたり、物事から逃げることは簡単なことですが、自分に鞭をうち、歯を食いしばって必死になって稽古する。そこに人間としての成長があるのだと思います。
尚志空手道部は空手の成績だけでなく日頃の学校生活や学習面についても徹底して指導しています。目標は「社会に出て通用する人間」を育成することです。空手を通して様々なことを学び、それを社会で生かしてもらえればと思っています。
部員のほとんどは未経験者です。尚志高校という環境で空手を学んでみたい方、見学してみたい方はお気軽にご連絡ください。
2013.1.30 更新
全国大会出場
大会名: 第26回東北高等学校空手道選抜大会
大会日程: 1月25日~27日
大会会場: 青森県武道館
大会成績:
・女子個人形 第2位 大野優佳
・女子個人組手 第3位 大野優佳
・女子団体形 第3位 (大野優佳 髙木友紀乃 伊藤恵美)
上記種目で見事全国選抜大会の切符を勝ち取ることができました。
全国選抜大会は3月25日~27日、和歌山県和歌山市で開催されます。全力で頑張っていきますので、今後とも応援よろしくお願い致します。
2013.1.30 更新