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●演劇部

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県中地区高校演劇コンクール

 皆さん、おはようございます。「SAKHALIN」で藤崎智恵子役を演じました、鈴木ららです。

 先日行われた「県中地区高校演劇コンクール」では、皆様の声援もあり無事終了致しました。また、来場されたお客様や審査員の方からは多くのお褒めの言葉を頂きました。この場を借りて深く御礼を申し上げます。

 審査員の先生からも好評を頂いた今回の大会ですが結果は惜しくも優秀二席となりました。今年の県大会出場校は県中地区で2校となり、尚志高校は県大会へは出場できません。

 4年連続県大会出場+東北大会出場を目指し、台本も特別な思いを込め選んだのですが、部員一同とても残念で悔しく悲しい思いでいっぱいです。

 しかし、大会の敗因も確かにありました。練習不足や確認不足、準備不足等々です。その小さな積み重ねが、見抜かれてしまったうえ、協調性が少し欠けていたこともあったのかもしれません。(でも別に仲の悪い部活ではないです。)私自身も万全な体調で大会へ挑めたとはいえず、もっとセリフの抑揚や動きなど演技が工夫できたのではないかと思います。自分の演技に満足することは一生ありませんが...。

 また、三年生である私にとって今回は、最後の大会だったため並大抵のものではない想いを抱いて作り上げた作品でした。数少ない戦争ものを描いた作品として『SAKHALIN』を熱望したのも私だからです。役者として高校生として、今何と向き合い何を伝えるかを考えたとき、戦争が起こりそうな今、世界を見渡せば戦争が続いている今、演劇で戦争という過ちを伝え、今自分たちのいる世界を作ってくださった過去の人達に感謝する。私の高校演劇生活最後は、過去から現在に至るまでの全ての人に感謝を込めた演劇をしたいと思い演じてきました。

 次の目標は自主公演です。引退はせず、まだまだやります。こんなところで引き下がってはいられませんし、この劇は本当に多くの人に見てもらいたい作品です。日本が終戦を迎えた後の起こるはずのない樺太での戦争を描いた実話が元になっています。なので、最後の最後まで私達は演じ続けます。それが私達からのせめてもの恩返しでもあります。

 これからも尚志高校演劇部を応援よろしくお願い致します。そして、私達の熱い演劇活動をこれからも楽しみにしててください!絶対に感動を届けて魅せます!

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(鈴木らら)

2017.10. 3 更新

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