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●弓道部

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部活動紹介

 「弓道」について皆さんは、どのようなイメージを持っていますか?「簡単そう。ただ的に当てるだけ。」とか、「難しそう。」など人それぞれだと思います。しかし弓道は、当たり外れだけが重要ではありません。弓道は「射法八節」と言う基本の動作一つ一つを忠実かつ美しく行い、正しく的に当てることが重要なのです。また、私達が日常的に使っている言葉にも、弓道を語源とする沢山の言葉があります。例えば「かけがえのない」という言葉は、「ほかに代わるもののない大切な」という意味があります。弓を引く時、右手にはめる革製の手袋を「弽」〈カケ〉と言い、使い込んでいる内に自分の手に馴染んでいくため、「カケには替えがない。」という言葉から生まれました。他にも「手の内を明かす」「八つ当たり」「~であるはず」「的外れ」「的を射た」などがあります。

 また弓道は武道であり、自分自身と闘う競技です。試合中は自分一人で弓を引くため、誰かを頼ることも、誰かのせいにすることもできません。その代わり、誰にも邪魔されず自分と向き合うことの出来る、公正かつ平等である競技であります。自分を見つめ、的に当てる事だけに囚われない精神力、射法八節を元に正しく弓を引く技術力、そして体力、この心技体三つを高めていくのも弓道の魅力の一つです。さらに弓道は、競技だけでなく礼儀作法も学び、人としても大きく成長することができます。

 これらのような競技性から「相手をライバル視するよりも自分を高めていきたい」と考える部員ばかりなので、部員同士の感覚が近く男女隔てない仲の良い部活です。そして私達が、代々先輩達から受け継いだ部の最大の目標である「弓を引く中で人の活きる道を学ぶ」というモットーの元、私達と一緒に弓を引き、弓道のたのしさや魅力を感じてみませんか?    

(野村 大介)

2020.3.27 更新

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