東京五輪と福島県 期待深まる
以下 FCT 福島中央テレビ より
12月16日 FCT 「東京五輪の一部競技を県内で!内堀知事要望」>>
東京五輪の一部競技を県内で!内堀知事要望
2020年の東京オリンピックの開催に関連し、内堀知事が新たな動き。
2020年は、福島は震災・原発事故から10年目、その現状を世界に発信する狙いがある。
私たちが向かったのは、郡山市にある高校。
サッカー部の隣でウォーミングアップをする女子高校生たち。
彼女たちが運んできたのはバット。
そして野球よりも大きめのボール。
彼女たちは尚志高校女子ソフトボール部。
来年春に始まるインターハイ予選に向け練習していた。
彼女たちにも関係する動きが、きょう、東京であった。
内堀知事と握手したのは東京の舛添都知事。
本題に入る前に内堀知事が動く。
「明るいニュースも増えてきました、今日はその一つで都知事にもあんぽ柿を(大好物なんですよ)」
決して、復興支援のお返しを持って来ただけではない。
内堀知事はきょう、2020年に開かれる東京オリンピックに向け、県内でも一部競技を開催したいと伝えにやってきたのだ。
「予選の一部を福島県での開催ができないかと話しをさせていただきました」
都知事の反応は...。
*内堀知事
「都として最大限できることをやっていきたいと笑顔で応えて頂きました」
実は東京オリンピックでは、野球、ソフトボール、空手など、競技種目が追加される可能性が出ている。
県は既存の施設を活用し、予選競技の一部県内開催を中心に協議を進めたい考え。
では、いったい、どんな競技が県内で開催されるのか気になるところだが...。
*内堀知事
「今後オリンピック種目にどういう競技が加わるかが先だと思う、それを見た上でそれに対応できる施設があるか、我々が示していくことになる」
県内では、野球やソフトボールの競技復活や県内での競技開催を望むことに特別なワケがある。
県内の高校女子のソフトボール部は、震災前は50チームあったが、今は32チームに減っているのだ。
*尚志高校女子ソフトボール部・柳沼一成顧問インタビュー
「ソフトボールをやっている子どもたちにとって大きな励みになると思いますのでぜひ復活して、代表選手が活躍する姿などをメディアをとおして、それをきっかけにソフトボールをはじめる子も増えると思いますので、ぜひとも復活してほしいと思います」
彼女たちは、ソフトボールのオリンピック競技復活、そして県内開催にも期待を膨らませている。
*尚志高校女子ソフトボール部・大森あやキャプテンインタビュー
「実際テレビで観るんじゃなくて生で見られるのはすごく自分も勉強になると思うのでみてみたいですね」
*尚志高校女子ソフトボール部・新田楓さんインタビュー
「ソフトはプレーしてても観てても楽しいので、オリンピック復活を機会にソフトボール好きになる人やソフトボールをする人が増えれば嬉しいです」
6年後に開かれる東京オリンピック。
県内で本当に競技が開催されるのか、今後の動きに注目。
2014.12.18 更新
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