ベラルーシ派遣団 帰国報告会
2016年8月1日から8月11日の日程で、県会議員の長尾トモ子さんを団長に、福島県の中高生40名あまりが12000km離れたベラルーシに文化交流に行ったサイエンス・ラボ部部長「高原さん」の帰国の感想をご紹介します。ベラルーシはドイツ、ポーランドの隣の国で、旧ソ連時代の支配下にあった国です。チェルノブイリ原発事故があった場所から300kmの距離に位置し、放射能被曝から子供達を守るために保養施設や医療機関が多くある場所として有名な場所です。
詳細は公式な帰国報告会が10月1日(土)14時からビックパレットでありますので、興味のある方はご参加ください。
(ベラルーシ派遣団に参加した高原さんの感想)
成田空港から約17時間かけてアラビア共和国のアブダビ空港を経由し、更に飛行機を乗り換え約6時間かけ、ベラルーシのミンスク空港に行きました。そこからバスで約5時間かけて、ズブリョノクという施設に行きました。
約2週間の研修では、主にベラルーシの文化や歴史を学んだり、現地の人と英語でコミュニケーションをとったり、ゲーム会社やチェルノブイリ事故後の保養施設を見学もしました。 研修の中盤には、首都のミンスクにバスで約5時間かけて移動し、デパートで買い物体験をしたり、16世紀に建造されたお城の見学も行いました。研修の後半には、ズブリョノクの施設でのお祭りで浴衣を着て現地の子どもから大人までの方々に「よさこい」を披露しました。 研修を通して、ベラルーシのテレビ局の取材と、福島県の民放新聞の随行取材も受けました。
今回のベラルーシ派遣団で得たものは、日本語とロシア語を繋ぐ世界共通語の英語の重要性を再認識させられたことかもしれません。さらに、アメリカとロシアの二大大国に実際に行って、地球の大きさを知るとともに、民族を超えて人の優しさを感じ取れた旅であり、改めて戦争のない平和な地球であってほしいと願いたいと思いました。
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2016.9.28 更新
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