新入生のみなさんへ
弓道は、弓を引いて矢を射り、的を狙う武道、ただそれだけに思われがちですが、実際は、「射法八節」という一連の動作にのっとり、その八つの動作をいかに美しく魅せるか、いかに美しい射ができるかにこだわったり、自分の気持ちや射と正々堂々と向き合い、自分を高めていく、というような日々の修練を通して、人の活きる道を学ぶ、とても奥が深く、魅力的な競技です。
私たち弓道部は、顧問の渡辺宏一先生と副顧問の宗像一男先生のご指導のもと、現在二年生十六人、一年生二十人、合計三十六人で活動しています。部員同士は、男女の壁がほとんど無いくらい仲が良く、お互いに射型というフォームを見合ってアドバイスをしたり、注意し合ったりして切磋琢磨しながら練習に励んでいます。弓道は自分自身と戦う競技なので、試合中は誰にも頼ることはできませんし、的から外れたからといって誰かのせいにすることもできません。しかし、弓道は一人では上達できません。誰かに射を見てもらったり、反対に、誰かの射を見ることで自分の射は上達していきます。そうして良い人間関係をつくりあげることができるのも、弓道の一つの魅力なのだと思います。
また、今までの練習の成果を審査される、級位・段位審査で級位や段位を取得することもできます。審査を受けることで、自分の実力を知ることができ、弓道をやってきたという一生の証を得ることもできます。
こうした活動を通して、技術面はもちろん、精神面を鍛えること、礼儀・作法を学び、人間的にも大きく成長することができる弓道は素晴らしい魅力があります。
弓を引いて最高の仲間と思い出を私達と一緒につくりませんか?
( 佐 藤 せいら )
2014.3.12 更新
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