新入生の皆さんへ
剣道部
剣道部は男子三人女子七人で本多孝次先生、千代間祥之先生のご指導の下、日々練習に励んでいます。
皆さんの剣道に対するイメージとはどんなものでしょうか。人によっては答えは様々だと思います。剣道とは人間形成、つまり人しての在り方を学ぶ武道なのです。稽古をしてくれる相手への敬意。支えてくれる人達への感謝。そして、自分自身の限界を超えるための真摯な態度。それらすべてを改めて学ぶことができる場です。
私が剣道を始めたきっかけは兄への憧れでした。中学に入学し部活動に入る際、私は友人と同じ部活動に入ろうとしていました。しかし、一度だけ見た兄の剣道をする姿を思い出し「自分も同じように剣道をやってみたい」と思い剣道部に入部しました。
何か物事を始めるのに揺るぎない意志は必要ないと私は考えています。ほんのわずかの好奇心で始めたことが、いつの間にか大切ものになっていくのだと思います。しかし、物事を続けるためには簡単に崩せない決意が必要です。特に剣道は辛いことが多い武道です。誰に何を言われても貫くための覚悟が必要となります。
尚志高校剣道部の部訓の一つに「平凡な事をいとわず徹底すること」という言葉があります。それは、剣道をする環境を自ら作ること。そのために、学生の本分である勉強にも力を入れること。日々の何気ない挨拶や態度。目上の人に対する礼儀。そういったものをとりこぼしのないように徹底して行う、ということです。
自分が今、好きなことを自由にできるのは支えてくれた人、ご指導してくださる先生方や先輩方のおかげです。常日頃から、感謝の心を持ち言動で示すことで気持ちを伝えていけたらと思います。
(大越広海)
2015.3.26 更新
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